老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

スミレとバラと美輪明宏・老活はこうこなくっちゃ

私の家では、朝日新聞をとっています

例の、慰安婦の大騒動を忘れたわけではありませんし

そのあとも、M子の結婚を天声人語で応援するなど

ちょっと、どうかと思うところも多く

止めてしまおうか、と父に相談することもあるのですが

父の弟と、弟の息子が

……私にとってはイトコに当たるのですが

  ほとんど付き合いもないので

  そんなに情もわかない、というのがホンネのところなのですが……

二人とも朝日新聞で働いていることもあり

父にはいつも

止めるほどのことでもないだろう、と

なだめられているのですが

 

それでも、毎週送られてくる土曜日版は

確かに、実に面白く

休日の朝の一番の楽しみになっています

 

特に、その中の人生相談の記事

特に、上野千鶴子サンと、美輪明宏サンが回答者の週は

人生相談のところだけ

まだ父が起きてくる前に、我慢しきれずに

ちょっと読ませてもらっています

 

今日の人生相談は美輪明宏サン

ワクワクしながら、紙面を開きました

 

今日のお悩みは、十代の大学生

「自分の好きなドラマなどの作品がけなされたり

 嫌いな作品が評価が高かったりすると

 苛立ったり、傷ついたり、嫉妬したりする

 こんなくだらない生き方をやめるには

 どうしたらいいだろうか」

という、

思わず、ううむ、とうなりそうなものだったのですが

それに対する、美輪明宏の回答が

実に見事で思わず何度も読み返しました

 

人の評価など、どうでもいい

……これは、私も思っていましたが……

どんな作品にも、たとえ全部が良くはなくても

必ず、見るべきものはある

……淀川長治サンも、そういっていましたね

  あの方の映画解説は、どんなポロ映画でも

  必ずいいところを見つけて

  ほめていました

  大好きな映画解説者でした……

 

そして、たとえ自分には合わないものでも

これはタンポポかスミレで

 私の好きなバラじゃないんだ

と思えばいい、と答えていました

 

美輪明宏、敵ながらあっぱれ、というところです

……いえ、別に「敵」ではありませんが……

三島由紀夫と友達付き合いをして

寺山修司のミューズだっただけのことはあります

私が言いたくて、それでもうまく言葉にできなかったことを

実にきれいな表現で

言葉にしてくれた、と思いました

 

実は、これが私の老活で一番大事だとおもう

いわば、根っこのところの精神です

「あなたの好きなものや

 好きな生き方を否定する気はない

 それは、私には合わないけれど

 あなたにとっては大切で、幸せなものだと思うから」

……つまり、タンポポかスミレ

  それ自体は、少しも悪いものではなく

  ものじたいは、むしろ、魅力的なのでしょう……

 

でも、私がそれにときめかない

私が、「これは私の好みではない」と思ったら

それを尊重してほしい

「そんなのおかしい」と言って

たとえ良いものであっても

趣味にあわないスミレやタンポポ

私に押し付けないで欲しい

……「私の好きなバラ」ではないもの

  例えば、あまり付き合いたくなかった人でも

  高校のころには、同じグループなら

  話を合わせて、一緒にいなくてはいけなかった

  そうしないと、内申書に悪口を書かれた

  好きではないママ友とも、

  子供のために我慢して付きあわざるを得なかった

  

  でも、もうこの年になったら 

  周りに合わせて、陰口を言われないためだけに

  好きではないものを

  強引に「好き」だと言うのをやめたい

  「バラ」が好きだ、ということ

  「バラ」を身の回りにたくさん集めること

  「バラ」の中で、自分なりの幸せを見つけて

  暮らしてくいことを認めて欲しい……

 

そして、私はシニアの一人一人、全員が

自分にとっての「バラ」を見つけ

「バラ」を大事にして、幸せに暮らしていけたら

そして、自分の好みであるかどうかは別として

お互いに、お互いのバラをほめあい

大切にしあう暮らしができていったら

人生の放課後である、シニア期を

一番大事な、「パラ」のための時間にすることができれば

老いるということが、決してマイナスではなく

しがらみから自由になり

自分らしく生きていくことだと言えるようになれば

シニア社会そのものも、

どんなにか幸せで豊かになるだろうか、と思います

 

ただ、それには当然

「自分にとってのバラ」が何であるか

自分の力で見つけなくてはいけないわけで

これがあいまいでは、理想の老活など、できるわけがありません

かくいう、私自身もまだあいまいなところがあるので

完全に退職して、シニア期に入る前に

「定年前にやりたい100のこと」リストをつくり

「私にとってのバラとはこれです」と言えるようにしておきたい

そう思っています

 

ちなみに、今のところは

 ・適当な車間距離を保った人付き合い

 ・おいしいもの

 ・猫

 ・ちょっとしたおしゃれ

 ・最低限+アルファのお金

 ・バレエ

かな、と思っているのですが

今後、変わってくる可能性も高いです

 

さて、今日の支出ですが

食費は、ハムとミルクなど

あとは、ペット用品くらいです

来週の火曜日に生協の注文がありますので

少し、ギリギリになりそうではありますが

今期も、なんとか黒字にはこぎつけられそうです

 

支出

消費 (食費)        1003円

消費(猫用品)       898円

 

残額(12月3日まで)      

消費             10898円

コロナ支援          2000円

(キャリーオーバー 31700円)

投資           3669円

予備費                   500円

家管理費積み立て   2千円

自分ボーナス残額  30000円

 

貯金総額

 プール貯         29000

 自分小遣い              976

家管理費積み立て    4万2千円

 

定年後用貯蓄      389万0千円

目標残額      1611万0千円

 

f:id:chokkina:20211128132702j:plain