黒川さん、やっぱりね
黒川元検事長のお話です
もう、全国区の有名人の
頭に超のつくくらい有名な事件になっていますが
事件のあらましをざっとまとめておくと
政府が、この黒川検事長の役職定年を
特別に引き上げた
ついでに、政府が検察官の定年を
勝手に引き上げることができる、という法案を作り
国会を通過させようとしたところ
野党も猛反対、市民もツイッターデモを起こすという
かなりの大騒ぎになりましたが
当のご本人、黒川検事長は
この大騒ぎをしりめに、
なんと、賭けマージャンをやっていた
非常事態の間に、三密の濃厚接触
相手は新聞記者なので、ズブズブの癒着
とどめが
賭博罪(おそらくは常習賭博罪)という犯罪を犯していた
これを、週刊文春がスクープ
黒川検事長は訓告処分をうけたものの
停職や免職ではなく、ただの辞任となったので
退職金を六千万円、まんまとせしめることになりました、というのが
今までの展開です
この「訓告処分」は
公務員の懲罰にもあたらない軽い処分です
私も公務員ですが
これはあまりにもおかしい、と
ここで書いたのが、数日前のこと
本来、公務員の倫理規定というのは非常に厳格です
年に二回、倫理研修という
「ここまでならやってもいいです」
「これはアウトです」という確認の研修を
省庁トップから、新入社員まで
全員が受けて、レポートを書かされます
その際に、どんなことをするとどんな処罰になるか
一覧表まで配られます
ここで毎回顔を出す、いわば「常連の困ったチャン」に
「賭け麻雀」「賭けゴルフ」があります
これは、停職、常習性があれば免職とされています
利害関係人の呼んだタクシーに乗るのもアウト
途中までの同乗も処分の対象です
アウトの度合いは、ますます大きいでしょう
あれこれとあることを全部足し合わせれば
どう軽くても「懲戒」
この一覧表の基準によると
常習賭博でなければ「停職」
常習性が認められれば「免職」あたりが
相応なのではないかと思っています
執務室の壁には
毎年コンテストで採用された
「公務員倫理意識の向上のための標語」のポスターが
大々的に張ってあります
私の同僚の中には
「記念品を贈呈します」という懸賞で
クオカードが当たったところ
人事部と相談して
「金銭に相応するものは規定でお受けできないので」と
返却した人がいるくらいです
倫理規定に関しては、少なくとも私の職場では
民間では信じられないくらい
水も漏らさぬレベルの厳格さです
それが、検察庁という
一番公正を保たなくてはいけないところで
この人だけは特別、という
えこひいき処分なんて、していいものだろうか、と
首をひねっていたところ
東京新聞のスクープだそうですが
法務省は、懲戒処分が妥当、としていたところ
官邸から、訓告処分にしなさい、と
ごり押しをされたのだそうです
そうだろうな、と深く納得しました
これを訓告処分にしたのでは
公務員処罰規定の一覧表に
「官邸にえこひいきされれば抜け道あり」という
注釈をつけるようなものですから
今後、公務員倫理など全くの絵空事
かなりの悪影響になることでしょう
ちなみに、テンビンと言われるレートなら
かなり安いものだから
犯罪にはあたらない、と
苦しい言い訳で逃げたようですが
数年前、自衛隊の隊員の
賭けマージャンが見つかり
全員に懲戒処分を下したことがありましたが
この時のレートも「テンピン」でした
さあ、この黒川元検事長の事件は
どこまで転がっていくか
少なくとも、このままで終わりにはならないだろうと思っています
さて、今日の支出ですが
明日、前期の節約分の残金で
ミシュランの二軒目のテイクアウトを
買い出しに行こうと思っていることもあり
今日は節約モードで
冷蔵庫と相談して、
手元にある材料で食事を作ることにしました
おかげて
ノーペイデイの達成です
なので
昨日と同じ残額になります
残枠(6月2日まで)
消費 12829円
コロナ支援 3300円
投資 6600円
プール貯金 19786円
臨時収入残額 18250円
定年後用貯蓄 53万円
目標残額残 947万円
今期のコロナ支援はどこにしようか
非常事態宣言は終わったものの
まだまだ、旅行のお土産関連のところは
厳しいところが多いようで
支援依頼がたくさん出ていました
どうか、第二波がきませんように
たとえ来ても、小さな波で終わりますように