老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

大河ドラマ・鎌倉殿の13人 第3回までのあらすじと感想

年が明けてから

ずっと興味があって、ずっと見たかったけれども

ファイナンシャルプランナーの試験勉強のために

おあずけにしていた大河ドラマ

「鎌倉殿の13人」

先週の日曜日までに第3回まで進んでしまった分を

ビデオと再放送を見て、やっと追いつきました

 

私の大好きな三谷幸喜サンの脚本です

鎌倉時代は、正直、あまり好きな時代でもなく

知っている人も、北条義時と政子

あ、そういえば、梶原景時も知っていました

あとは義経、頼朝、あとは早くに殺されてしまった

源氏の若い将軍たちくらいでしょうか

登場人物もかなりたくさんいそうですので

キャラクターを覚えられるか、不安だったのですが

 

見分けるどころか

まだ三回しか進んでいないのに

今まで全く知らなかった、ほぼ初対面の

東武士たちの立場や性格まで、良くわかり

ちょっとファンになったキャラクターまでできました

 

第三回までのストーリーを大まかにまとめると

源頼朝は伊豆に流罪の真っ最中

それでも、土地の豪族の後ろ盾欲しさに

有力武家・伊藤家の娘に手を出し、子供も生まれた

ところが、伊藤家の主は平家派

これに激怒し、自分の孫にあたる頼朝の子供も殺してしまい

頼朝も討つ、と兵を率いてきたところ

頼朝ファンの北条の長兄のおかげで

頼朝は北条の館に守られている

伊藤家と北条家は一触即発までいったけれども

伊藤家よりもさらに力のある家の仲介で

頼朝は、伊藤家とは縁を切り

政子と結婚して、北条家の婿に収まります

 

そこへ、都から以仁王源頼政から

頼朝へ、平家に対して反乱を起こしたから

協力して兵をあげよ、という手紙が来ます

協力しない、と決めてから間もなく

乱が鎮圧された、という知らせか届き

参加しなくてよかった、とほっとしたのもつかの間

頼朝に追手がかかったと知らせる手紙が届きます

これは実際には、

頼政たちの残党狩りのための兵を

都にいた、頼朝の協力者が早合点しただけだったのですが

頼朝は、協力しなくても追手がかかるのなら

兵をあげるほうがまし、と反乱を決めます

と、ここまでが第三回までのあらすじですが

 

登場人物は、実際はこの10倍くらいです

ですが、その一人一人が、はっきりと個性を持ち

いわゆる「キャラが立って」います

 

主人公の北条義時は、振り回され型の陰キャです

実際、地味で、控えめで、慎重で

全然、主人公らしくまありません

 

いかにも、主人公的な性格、つまり

さわやかで明るく、元気で前向き

ちょっと思慮の足りないところもあるけれども

そこがいい、という

いかにも、少年ジャンプの格闘マンガや

人気漫画「ワンピース」の主人公のようなキャラも

いることはいるのですが

このドラマでは主人公ではなく

主人公の兄になっています

ところが、この兄がノリと勢いでさわやかに突っ走る方向が

トンデモナイあさって方向で、

「頼朝支援」「打倒平家」「反乱勃発」という

モロに政治活動ど真ん中

一番知恵を絞らなくてはいけないところに

一番知恵のない人がしゃしゃり出てくるのですから

どうみても、「さわやかな疫病神」です

それなのに、魅力的で好人物で憎めないので

ますますタチが悪くなってきます

 

日本史に関しては、かなりのうろ覚えなので

あまりあてにしないで欲しいのですが

確か、このお兄さんは史実でも

かなり早い段階で退場していたように思います

わずか三回目のドラマですが、見ていて

「この人が一番討ち死にしそう」だと思いましたから

ひょっとして、史実でも討ち死にを遂げているのかもしれません

 

あらすじではほとんど触れられませんでしたから

主人公のお父さんも、いいキャラです

人の良い、田舎者

都の大番役を務めていた二年間の間に

都の女性に一方的に惚れて、猛烈アタックの末に後妻に来てもらった

しかも、結婚は三度目

後妻の年も、子供たちとあまり変わりません

 

この若い後妻が、

都から関東ごときに流れてきたからには

相応の力を得なくては、と思うような野心家で

貴方には、伊豆は狭すぎます、私の目には狂いはありません、と

おだて半分で、この単純で善良な

田舎者に火をつけます

それに、「そうぉ?」などと,やにさがって答えながら

膝枕をしてもらっている姿や

都の高官や、都から来た役人に

お土産に「新鮮お野菜セット」を持って行っては

邪険にされる様子などを見ていると

本当に、この人はかわいいなぁ、と

見ているこちらが、やに下がってきそうです

 

頼朝の「人たらし」ぶりも見事です

「人たらし」といえば、日本史上は秀吉ですが

どんなドラマを見ても、さほど「人たらし」という

感じはしませんでした

ですが、この頼朝は、まさしく「人たらし」です

 

頼朝が後ろ盾にしようとして失敗した「伊藤家」は

それ以前に、ほかの武士から土地、ついでに奥さんも取り上げて

恨みを買っていました

その武士は、伊藤家の血縁ですし、

いまでは力も財産もないので

伊藤家に、帰してくれと哀願しては断られ

仲間に泣き言を言っては、迷惑がられていたのですが

伊藤の家に、自分と伊藤の娘との間の子を殺された直後

頼朝はこの武士を招いて

「伊藤を殺せ」と命じ

頼朝の命令なら、気も楽だろう、と一言添えます

つまり、この武士は伊藤家に対して腹は立つけれども

親戚のよしみで、殺意までは無かったのを

「頼朝の命令」という大義名分を与えたことで

はっきりと、殺意を植え付けたわけです

そのうえ、この武士の生活の面倒を見る、と言い出します

はい、これで暗殺者一名、出来上がりです

 

3分あるかないかの、短いシーンです

これは、すごい、と思いました

 

もともと、三谷幸喜サンは群像劇が得意です

欠点があるからこそ、その人が光り輝き

欠点が魅力になる、という人物をよく描きます

13人に入っていないキャラクターたちが

これだけ魅力的なのですから、今後、どんな人が出てきて

どんな散り方をしていくのか

今年一年、本当に楽しみです

「鎌倉殿の13人」と「雲霧仁左衛門」で

今年は、受信料分楽しませていただくことにします

 

さて、今日の支出ですが

ガーデニング用の土と移植ごてを買い込みました

今日と明日で、おととい買い込んできた花の

植えつけと、植え替え

大河ドラマ+花まみれ?の週末を

ゆっくりと過ごすことにします

 

支出      

投資(ガーデニング用品) 550円

 

残額(2月2日まで)      

消費              11432

コロナ支援費     2200円

投資            1274円

予備費                  800円

家管理費積み立て   2千円

ボーナス      30000円

 

貯金総額

 プール貯         31146

 自分小遣い           1373

家管理費積み立て    5万2千円

 

定年後用貯蓄      421万5千円

目標残額      1578万5千円

 

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