大河ドラマ・鎌倉殿の13人・レビューと感想 第16回 伝説の幕開け
第15回で、鎌倉の御家人の最大勢力であった
ハードボイルド・上総介をだまし討ちにかけて粛清してから
しばらくたって、一度は田舎に引っ込んだ主人公・義時の父
北条時政が、鎌倉に再び出仕して
頼朝に仕えることになりました
頼朝は上機嫌で、頼りにしている、だの
御家人をまとめるのはお前が一番適任、などと
甘い言葉を言っていますが、
つい先週、一番頼りになるものが一番危ない、という理由で
上総介をだまし討ちにかけたのを見ているこちらとしては
どうにも、言葉がしらじらしく響きます
田舎おやじ・時政は、こういう「風」を読むのが得意です
……風を読んで、周囲の人の気持ちを汲んで、一緒に酒盛りなどをして
いつの間にか、まとめているというタイプ
よくいる、壮年会のまとめ役、みたいな人です
決して切れ者ではありませんが、不思議に人望があり
あの人を通せば、話がまとまる、と言われるタイプです……
その時政が言います
もう、鎌倉殿に逆らったら生きていけない
主人公・義時も父と話すときには本音がポロリと現れます
御家人は、いつ自分が粛清のやり玉にあがるか戦々恐々
それでいて、ほかの御家人が粛清されれば
その領地を分けてもらえることを覚えてしまった
もう、御家人同士でのなれ合いはなくなった
……なれ合いがなくなった、と言われると
いい印象がありますが、
つまるところ、報酬目当ての密告社会になった
しかも、えん罪・ぬれぎぬ、どっちも上等という
恐ろしい時代の始まりです
いわば、「パンドラの箱」を開けてしまった鎌倉
どうなるのだろう、問う主人公・義時に
田舎おやじ・時政は、全くわからない、と答えますが
確かに、それがホンネでしょうね……
一方、政子のほうですが
父・時政と一緒に鎌倉に帰ってきた、父の後妻、りくと話しています
政子は、今後、頼朝と御家人のパイプ役を果たしたい、というのですが
りくは、そんなことよりも
今後、京都で権力を得るために、子供をたくさん産みなさい、と
アドバイスします
……面白いシーンでした
政子は、りくと比べれば、政治の素養がありません
なので、鎌倉にいて、一番大切だと思ったこと
御家人に幕府のために働いてもらうこと、と考え
そのために、自分のできることをやろうと思ったわけです
りくは、京都にいて、平家がどうやって実権を握ったのかを見てきました
なので、頼朝も政子もそれをやればいい、というのですが
残額(4月27日まで)
消費 8104円
コロナ等支援費 0円
(キャリーオーバー 6000円)
投資 20円
予備費 3750円
家管理費積み立て 2千円
貯金総額 黒字 11874円
貯金総額
プール貯金 25646円
自分小遣い 3799円
病院用予備費 38万1100円
家管理費積み立て 6万0千円
定年後用貯蓄 447万5千円
目標残額 1565万5千円