老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

テレビ局のスタジオ収録に行きました

昨日からの続きです

 

おそらく、もう一生に二度とないだろうと思います

テレビ局のスタジオ収録に行ってきました

集合時間は、11時過ぎだったのですが

お昼ご飯は食べずに来てください、とのこと

本当に、お昼を済ませていかなくていいのですか、と聞いたところ

「お弁当が出ますから」とのこと

 

収録も緊張はしますが、とても楽しみだったのですが

それと同じくらい、楽しみだったのが

「お弁当」です

テレビもラジオも、見るもので

作るものでも、出るものでもない、一般市民としては

テレビ局で働いている人の

「ロケ弁」には、なんとも言えない、あこがれがありました

 

スタジオに11時、となると

普段より早起きをしたとしても

お昼にかかるので、父のお昼ご飯の用意

ゴミ出しも、愛猫のごはんやトイレ掃除も、と

いろいろやることはあるうえに

自前できっちりメイクをしなくてはいけませんから

かなり忙しくなります

おまけに、テレビ局のスタジオなど

一度も行ったことがないばかりか

今まで一度も、降りたことすらない

土地勘が全くない駅から、歩いて10分くらい

自慢ではありませんが

私は方向音痴です

かなり不安になりつつも、

いざとなれば、タクシーに乗ればいいか、と

割り切って、出かけました

 

テレビ局は、案外とすんなりとつきました

駅の案内板に、テレビ局はこっち、と大きく矢印が付いていましたし

道筋にも、立て看板が立っていました

それに何より、建物が大きかったので

かなり離れたところからでも、きっとあれだ、と

わかりました

 

集合時間は、収録時間の約90分前

ただ、収録はいきなりすぐに本番だそうで

それまでの打ち合わせなどは

この90分の間にする、とのことでした

私たち、「素人組」は楽屋ではなく

会議室のような、かなり広い控室に案内され

呼ばれるまで、そこで待機、とのことでした

 

打ち合わせの原稿は、呼ばれたときにもらえる、とのこと

つまり、呼ばれるまでは、やることがないわけです

この間に、お弁当を食べていてください、と言ってもらえたので

大喜びで、あこがれのロケ弁……と思ったところ

 

ロケ弁って、こんなに豪華なの?!と思うくらいの

見事なお弁当でした

二種類あり、好きな方を選べるようになっています

 

一つは、叙々苑の焼肉弁当

もう一つは、築地場外市場の鰻弁当でした

散々迷った末

鰻弁当を選びました

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この、堂々たるお姿

とても、「ウナギ」などと呼び捨てにはできません

「鰻様」とでもいうべきでしょう

 

ふたを取ると、ご飯の上に鎮座ましましている鰻様の

大きくて、ふっくらしていること

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お弁当の箱の下の方にひもがあり

ひもを引き抜くと、温める装置?のようなものが起動するようになっています

下の方から湯気が出てきて

アツアツのうな重になる、というわけです

湯気が立っているのと、蓋の内側にこもった蒸気が

水滴になっているのが、わかるでしょうか

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ただ、つらかったのが

「湯気が出始めてから、7~10分経ってから

 お召し上がりください」という注意書きです

湯気が出て、熱くなってきても

最初に温まるのは、下の方のごはん、ですから

一番てっぺんの、肝心の鰻様が温まるには、

10分はかかる、ということなのでしょう

 

いいにおいが漂ってきて

蓋の内側が、じんわりと蒸しあがり始めているのに

ずっと待っている心境は

まるで、昔,飼っていた愛犬のごはん前の

「待て」のようで

まだかな、まだかな、と私も心の中のシッポを振りつつ

ふたを開けるのを待ちわびました

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で、これが

テレビ局のお弁当鰻でございます

たれをかけ、山椒をふり、

収録前だというのに、緊張も忘れて美味しくいただきました

 

肝心の収録の方ですが

ひとこと「楽しかった」しかありません

今まで、テレビの画面で見ていたMCサンガ

すぐ間近にいて、私にも話しかけてくれた

直接返事ができた、というだけで

見るだけだった世界に迷い込んでしまったような

今でも、妙に現実感がなくて

夢だったんじゃないか、というような、ふわふわした感覚です

 

ただ

スタジオというのは、完全に「職場」でした

テレビを見る方は、のんきで気楽に眺めていますが

カメラの人、音声の人、進行の人、素人出演者担当の人、など

見えないけれども、二十人くらいの人がいます

番組の内容は明るく、楽しいかもしれませんが

スタジオの雰囲気は、キリリと引き締まっていて

私の職場のオフィスの雰囲気と、ほとんど変わりません

もちろん、番組ですから

芸能人もたくさんいましたが

テレビ局の人からは、一言も注意されてはいなかったにも関わらず

私たち、素人出演者の中でも

サインだの、写真だのを求めようとした人は

1人もいませんでした

出演者のだれもが、「お仕事」でした

チャラチャラと、軽い雰囲気の人など

誰一人、いませんでした

番組のスタッフにとっても

番組に出演するタレントさんにとっても

スタジオは、正しく「職場」でした

 

最後に、見送りに出てきてくれた担当者の方に

豪華なお弁当なんですね、と言ったところ

なんと、このお弁当は

出演者のスターさんからの

スタッフ全員への差し入れだったのだそうです

普段は、もっとずっと質素です、

いい時期にきましたね、とのことでした

 

しつこいようですが、スタジオにいたのは20人以上です

このレベルのお弁当を、その人数分

プラス、おこぼれにあずかった、素人出演者の分

かなりの出費だろうと思います

スターさんといえども、気もお金も使っている、というより

そういう心配りをする方だからこそ

スターでいつづけられるのかもしれない、と思いました

 

テレビというと

気楽にみられる、軽い娯楽の代表で

お茶でも飲みながら、プチリとつけて

お皿洗いでもしながら、画面は見たり、見なかったり

という感じでしたが

こんなにたくさんの人が、こんなにキッチリと仕事をして

作り上げていくものなのだなあと、

いまさらのように感心しました

「働く」という言葉は

「はた」を「楽」にすること、と

確か、美輪明宏サンあたりがいうのを

聞いたことがありますが

視聴者を「楽」しませるために

裏に、これだけのことがあるのだと思うと

テレビの見方も、少し変わってきそうです

 

ちなみに、どうやら私も少しは画面に映るそうです

恥ずかしいような、照れくさいような

でも、DVDの録画の準備はしようと思っています

 

さて、今日の支出ですが

控えよう、とは思っていたのですが

ついつい、文房具屋さんで

リアルな猫のがらのマスキングテープを見つけて

一つだけ、買ってしまいました

明日からは、きちんと

「投資はノーベイ」

「これ以上、文具を買わない」を達成して

黒字で終われるよう、節約に励みます

 

支出     

投資(文具)   220

 

残額(12月27日まで)      

消費              17253

コロナ支援          2000円

投資              198円

予備費                 6000円

家管理費積み立て   2千円

ボーナス      30000円

 

貯金総額

 プール貯         24000

 自分小遣い             329

家管理費積み立て    4万6千円

 

定年後用貯蓄      408万5千円

目標残額      1591万5千円

 

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