定年までにしたい100のこと その⑥ ベランダ果樹園を作る
ベランダ菜園を作っている人の話は
比較的、良くききますが
私が作ってみたい、と思っているのは
「ベランダ果樹園」です
一つ一つの収穫量は
さほど多くなくても構いません
ナイフで皮をむくくらいの大きさの果物なら
一つか二つで十分、三つもなれば上出来です
こだわりたいのは、数よりも種類
鉢植えで、植物園のように
ずらりと果物の木を並べ
一月に一種類、実りのシーズンには
二週間に一種類くらいずつ
自分で育てて、自分でもいだ
もぎたてフルーツを味わえたら、最高です
そもそも、果樹は草ではなく樹木だから
大きくなりすぎるのではないか
鉢植えで育てられるのか、と言われそうですが
これが、案外と大丈夫です
今では、品種改良が進み
あまり大きくならない、「矮性」と呼ばれる苗木が
たくさん出回るようになりました
最近では、リンゴやミカンのような
おなじみのフルーツばかりでなく
「矮性バナナ」や「矮性パパイヤ」まであります
お値段も、あまり高くはありません
鉢植えで実る、矮性の桃
……これは、かなり珍しい方ですが……
それでも、三千円強くらいですから
バラの大苗と比べても、安くつくくらいです
実は、まだ「果樹園」とは言えませんが
いくつか、果物を育てています
今育てているのは、レモンとイチジクです
レモンは昨年、生協の花カタログで
注文し、苗木を適当な鉢に植えて育ててみたところ
最初の年だというのに、大きな実を一つ付けました
まっ黄色に完熟するまで待って
うれしく収穫し、
自宅で実った第一号ですので
皮まで残さず、レモンパイにして美味しくいただきました
今年も、一つ大きな実をつけています
レモンパイの腕も、去年よりはかなり上がりましたので
今年も、年明けに収穫するのを楽しみにしています
実は、今年はもう少したくさん
収穫を期待していたのですが
今年は暑い寒いの差がひどく、植物にはつらい年だったせいが
花が咲いても、小さな実が実っても
途中でぽろぽろと落ちてしまい
一つだけしか残りませんでした
私の腕では、これが精いっぱいだったのですが
来年は、もう少しレモンの育て方を勉強し
3個の収穫を目指そうと思っています
それでも、自家製の無農薬
皮まで使える安心レモンがあるのはうれしいですし
何より、自分が育てた果物、となると
格別に、いとおしいものです
これに比べて、イチジクの方は
なかなか実をつけてくれません
三月に植え付ければ、次の夏には実る、と聞いていたので
かなり期待をしていたのですが
今年も、枝が茂っただけで、実はつきませんでした
ですが
ちょうど12月から3月が植え替えと、肥料のシーズンです
来年の実りを期待して、冬休みの間に
せっせと手入れをすることにします
レモンもイチジクも
鉢植えで実る「矮性タイプ」です
庭に地植えにしては?と言われそうでもありますが
ただ、果物は寒さに弱いものが多く
私の住んでいる関東地方くらいの寒さでも
特にレモンは、冬を越せずに枯れてしまったという話も
聞かないわけではありません
真冬は家の中に取り込めるように
それに、肥料をまくときに、いちいち大きな穴を掘って
重労働をするようになると
年がいって、体力がなくなってきたときに
続けられなくなる可能性もあります
お手軽でコンパクトで、
寒い時には家の中に取り込んであげられる
やはり、鉢植えがベスト、という結論に達しました
野菜もいいですが
果樹園にしたい、と思ったのには
果物に対するあこがれ、もあります
自宅で育てたレモンのレモンパイに
もぎたてのイチジクをたっぷりとのせた
フルーツタルトや
ロゼワインで煮込んで、ほんのりとピンクがかった
イチジクのコンポート
どれも、なんとも言えば、ロマンチックだと思います
「今日の予定は、ラズベリー摘み
熟しすぎた実で、ジャムも作るから忙しくて」なんて
まるで、子供のころに憧れた
「赤毛のアン」のようです
……摘みに行くのは、カナダの森ではなくて
自宅のベランダですが……
お菓子や、スイーツ類は
どうしても必要な栄養素、というわけではありません
ただ、ある方が楽しい、という
「うるおい」「ロマン」枠でしょう
そうなると、買ってきたスイーツ類は
確かに、とてもおいしいのですが
食べてしまえば、それでおしまい
ですが、自分の家で育てた果物を使ったスイーツなら
ロマンだけではなく
育てる喜びも、作る楽しみも、食べる楽しみも重なって
まさに、一石四鳥
もっと言えば
果樹は、背丈も高くなりますから
ベランダに上手に配置して
植え込みのように使えば
ベランダを、ちょっぴりオシャレなカフェのテラス席のように
模様替えすることもできます
ベランダのガーデンデザイン等
学びたいことがますます増えてきますが
たとえ、年をかさねて、足が悪くなり
あまり遠出が出来なくなったとしても
自宅のベランダなら、自由に出入りすることができます
その時に、自分好みのデザインで
しかも、自分の好きな果物が収穫できる
おうち果樹園がある、というのは
なんとも、心の支えになりそうです
さて、今日の支出ですが
この時期の文房具や、手帳は
見れば必ず欲しくなるので
今期が終わるまで、行かないことに決めました
予備費は、クリスマス前の定番
ポインセチアの鉢植えです
やはり、これは外せないでしょう
今日の支出は、単純に食費だけ
無くなりかけてきたパンと、野菜少々
肉を少々というところです
額としても、まあまあの線だと思います
ただ、今期はクリスマスイブの御馳走が控えていますので
節約を旨として
無駄遣いは極力控えていきたいところです
支出
消費 (食費) 2607円
予備費(鉢植え) 550円
残額(12月27日まで)
消費 14646円
コロナ支援 2000円
投資 198円
予備費 5450円
家管理費積み立て 2千円
ボーナス 30000円
貯金総額
プール貯金 24000円
自分小遣い 329円
家管理費積み立て 4万6千円
定年後用貯蓄 408万5千円
目標残額 1591万5千円