理想のステイホームは尼さん？
このところ
ほぼ連日、コロナのワクチンができるまで
五月の連休レベルでのステイホームをすると
書き続けておりますが
ステイホームがつらいもの、とは
あまり思っていません
孤独だとも思ったことはありません
実をいうと
私は一人でいても、そんなに孤独だとも
さびしいとも思わないタチです
もう一つ、実を言うと
私が一番、一人ぼっちで、周りが閉ざされたようで
息苦しく、つらかったのは
高校生のころ、友人たちのグルーブと
いつも一緒にいたとき
グループの中には、好きな子も
少し、気の合わない子もいたのですが
そんなことを少しでも外に出したら
「あの子のこと、もう信じられないよね」と言われて
グループからはじき出されるのが怖くて
おかしいとも思わない冗談に笑って見せ
自分がやりたくないことでも
グループのほかのメンバーがやっていることを
なぞるようにやらなくてはいけなかった頃です
大学に入り、社会学の講義を取った時に
これが『同調圧力』というもので
人の個性を押しつぶす、目に見えない鎖であることを
初めて知りました
女子高生の毎日など、同調圧力の中で暮らしているようなものですから
つらくて当たり前だったと
今になって思います
この時期が一番、自分が自分でないような気がして
孤独で、さびしくて、たまりませんでした
今は、シングルの身分ですが
自分の選んだスタイルで生きていける
誰も邪魔をする人も、同調圧力をかける人もいない
本当に「自分らしい生き方」ができていると思います
その点では
私は今が最高に幸せです
ですので
私のステイホームは、案外と気楽で陽気です
ただ
同じステイホームをしていても
「この人たちには負けたなあ」と
思う人たちがいます
NHKでやっている番組
ご覧になった方も多いかと思いますが
「大和尼寺精進日記」という
奈良の小さな尼寺の密着(？)レポート
尼さんが二人と、お手伝いの女性の三人暮らし
徒歩一時間の山道の奥にある
小さな山寺の暮らしです
この尼さん二人とお手伝いさんが
とても陽気で、いつも幸せそうに
楽しそうに、笑っています
梅を漬けたり、山菜を摘みに行って
自然とともに、質素に、でも、手をかけながら
丁寧に、自然と一緒に暮らしています
この人たちを見ていると
経済的な利益だとか、他人へのマウントだとか
「俗世」で大事だと言われていることが
実にくだらないこと
少なくとも、幸せとはつながらないように
思えてなりません
山寺の中からほとんど出ずに
ステイホームに近い生活をしているのに
カンゾウの花(野草です)の天ぷらを
きれいな色、と微笑みあったり
ナスとピーマンの煮びたしを
夏の味、と喜び合ったり
実に、幸せそうです
小さなお堂の周りにある、小さな自然を大切に
普段、一緒にいる人も、同じように大切に
たまに来てくれる人も、大事におもてなしをして
互いに、大事にしあう
幸せにしあう
こんなステイホームが
できたら、実に理想的です
さて、今日の支出ですが
このところ、使いすぎています
わかっていても、あれやこれやで
毎日出費が続いていましたが
今日はやっと、ノーペイデイが達成できました
なので、残枠も昨日と同じです
これで、お財布の方も
なんとか一息つけました
あとは、今週の週末も
余計な出費をしないように
引き締めモードで暮らしていけば
なんとか、ぎりぎりの黒字には落ち着けそうです
残枠(8月3日まで)
消費 7819円
コロナ支援 400円(赤字)
投資 1821円
プール貯金 27928円
臨時収入残額 18250円
ゼイタク費 7848円
電子レンジ購入積立 20000円
冷蔵庫購入積立 20000円
定年後用貯蓄 109万
目標残額残 891万
それにしても
NHKの人というのは
どうやって、あんなに世の中に知られずに
それでいて、魅力的、という人を
探してくるのだろうと思います
同じく、NHK教育でやっている
「猫のしっぽ カエルの手」という番組では
なんと、イギリス貴族の女性
それが、自然の中で生きていく暮らしが
自分の理想であることに気づき
世界中、あちこちを旅してまわった挙句
なんと、日本の京都の山奥、大原に住み着いて
古民家を改装して、
ハーブ園やら、家庭菜園やらを作って暮らしているという
まるで小説化、おとぎ話のような人を見つけてきて
同じように「密着」(？)取材をしています
この番組も好きなのですが
それにしても、本当にNHKの人探しのテクニックには
脱帽です
