ミシュランの星の料亭を食レポ
家計簿をつけるようになって
良かったと思うことの一つに
「自分がどんな時に満足するのか」をより理解して
自分が一番満足する方法で
お金を使えるようになったこと、があります
このおかげで
贅沢用の出費のコスト・パフォーマンス、と言えばよいのでしょうか
同じ金額を使っても
満足度が非常に高く
自然と、気分が良いことが多くなり
八つ当たりのような買い物が亡くなったので
これまた自然に、貯金額が増えるようになったことがあります
今日は、その中でも最大の「ヒット」です
ネットサーフィンをしていて
ミシュランで星をもらったような料亭やレストランでも
コロナの自粛のおかげで
お店を開くことができず
やむなく、テイクアウトをしているところが
多いことを知りました
それなら
少し節約してお金をためてでも
ミシュランのテイクアウトやお弁当で
この時期しか食べられない
「ミシュランの星を獲得したお店の味」を
試してみたい、と思いました
前回の期に
ガンバッて節約をしたおかげで
消費の額だけで4800円の黒字が出せました
これが、軍資金です
ミシュランで星をもらっていて
勤め先からあまり遠くなくて
父の好みの、和食のお弁当のお店を探したところ
ありました
今回は、名前も出してしまいます
曙橋駅近くにある、「まる富」というお店
少し路地の入り組んだところにある
小さなお店です
大々的な看板も出していないので
一見、ちょっと凝ったつくりの、普通の家に見えます
本当にここがミシュランの星のお店だろうかと、
ちょっと不安なくらいです
五人も入れば、いっぱいになりそうなカウンターと
テーブル席がいくつか
いかにも、隠れ家に使えそうなお店です
ここで、予約したお弁当
「のり弁当」1800円也、一つ買ってきました
これを半分ずつで
私と父の二人分の夕食です
父がかなり食が細く
一人前は分量が多すぎて、食べきれないことがほとんどです
残してしまうよりは
少なければ、自宅にある作り置きのお惣菜をプラスするほうが
いいだろうと思いました
ちょっと、二人で食べるには小さいかな、と思いましたが
中身を見ると、かなりぎっしりと入っています
おかずでよく見えませんが
下には、のりと鰹節の味のしみたご飯が
ぎっしりと詰まっています
これなら、案外二人分でも大丈夫かな、と思いながら
きっちり半分ずつに分け
お味噌汁とおひたしくらいは作ったのですが
分量は、十分でした
少し軽めの、ダイエット中の女性なら
半分でも少し多いくらいだと思います
味の方は
信じられないほど、おいしかったです
一つ一つの素材は、鮭だったり、ニンジンの煮ものだったりと
コンビニのお弁当にも入っていそうなものが
多かったのですが
それぞれのおかずが、素材の持つ力を
これ以上は無い、というほどに引き出していました
鮭を焼いただけのはずなのに
鮭の身がほんのり甘いです
「鮭ってこういう味の魚だったんだ」と
驚きとともに、実感しました
卵焼きも、卵のうまみとコクを、ギュッと濃縮した感じ
思わず、食べ物に感謝をしたくなるような
いいお弁当でした
1800円というお値段も
ミシュランの中では格安、私の行ける距離のお店では
一番お手軽価格です
ミシュランの星は
「行く価値のあるお店」という意味だそうですが
私なら、このお弁当だけでも
「節約を重ねても食べる価値のあるお弁当」として
星を差し上げたいところです
さて
私が前期に節約した額は4800円
今回使った額は、足代をいれても2100円
まだ、2700円残っています
しかも
今回の実験?で、我が家ではお弁当類は一つを
半分ずつでも十分、ということがわかりました
ということは、予算的に
2000円台のお店なら、もう一軒
行くことができる、ということです
つまり、ミシュランが食べ歩き(二軒ですが)
できる、ということです
こうなったら、今週末まで
この、残った額を大事にとっておいて
今度は、銀座にある、二千円のお弁当を
買いに行こうと思っています
それにしても、ミシュランの食べ歩きができる日が来るとは
思いませんでした
長生きはしてみるものです
さて、今日の支出ですが
今日は生協が来ることもあり
大事なお弁当で頭がいっぱいだったこともあり
ノーペイデイがすんなり達成できました
なので、予算は昨日と同じです
残枠(6月2日まで)
消費 21094円
コロナ支援 3300円
投資 6600円
プール貯金 19786円
臨時収入残額 18250円
定年後用貯蓄 53万円
目標残額残 947万円
とはいえ、さすがにフルーツがなくなってきました
おしょうゆや、ごま油もそろそろ切れかけています
明日は、このあたりを
全部買い込んでこなくてはいけません
ちょっと、多めの出費になりそうです