食れぽ ミシュランの星付き 和食店のテイクアウト「旬菜 おぐら家」
六月の前期は明日まで
カレンダーの都合上、生協の支払いのある
水曜日が、今期は一度しかないので
生協の注文一回分、だいたい五千円分は
黒字になるだろうとは思っていたのですが
今までコロナ支援で買った
新茶やら、牧場産直のソーセージやら
北海道の名店の焼き菓子やらが
なんとなく、たまっており
少しずつ食べていったところ
なんだか、毎日毎日、実においしいものを食べられて
気持ちも妙に満足で
こうなってくると、何かを妙に買いあさりたい、という気もなくなり
おまけに、非常事態宣言の時についた
「スーパーは三日に一度」が
癖になったおかげで
日常生活に必要な支出が、ガクンと減りました
なんと、一日のこして1万1千円以上の黒字です
これなら、安心して
ゼイタクもできるというものです
そこで
今日は、やはり前々から気になっていて
行きたいけれど、予算的に………と思っていた
和食の割烹料理の
テイクアウトをすることにしました
どうせなら、ということで
ミシュランで一つですが、星をもらったお店です
池尻大橋の和食・割烹「旬菜 おぐら家」
事前に電話での予約制です
テイクアウトのメニューはホームページにのっていて
全部で六品目くらいです
今回選んだのは、
・鯛めし(父のリクエストです。タイの炊き込みご飯ですね)
・オードブル
和食のオードブル、と言われても
どんなものが出てくるのか、
写真などが全くないので
少し不安ではありましたが
そこはそれ、ミシュランの星のお店ですから
絶対に妙なものは出てくるはずはないと
お店にお任せすることにしました
ただ、少し迷ったのが
鯛めしも、オードブルも「二人前」だということです
父はかなり食が細く
通常の「一人前」は食べきれません
大人の0.5~0.7人前、というところなので
ほぼ確実に余ってしまいそうなのですが
もし余ったら余ったで、
翌日におにぎりにしようと決めました
鯛めしが、1800円
オードブルが、2000円
税・サービス料込で4100円ですが
二人分なので、一人あたり2000円強、というところです
オードブルの内容は、以下の写真の通り、と言いたいところですが
実は、これにもうひとパック
おまけがついていました
カブと小松菜、さつま揚げのあんかけ
袋に入れてくれたお料理を持っただけで
ズシリと来るくらいのボリュームです
パックのまま食べるのでは
こんなにきれいなお料理にあまりに申し訳ないので
(料理に対して、申し訳ないと思ったのは
55年生きてきて、今日が初めてです)
普段は年に一度、お正月にしか使わない
陶器のお重箱をひっぱり出してきて
一人前を盛り付けました
湯葉と、エビ入りのお団子はお重に入りきらなかったので
別のそばちょこを二つ出してきて
やっと何とか盛り付けられるという
すごいボリューム、すごいごちそう感です
前に買った、同じくミシュランの星付き
「まる富」のお弁当が1800円也 でしたから
これは、かなりのサービス価格に間違いありません
さすがに、おいしかったです
それぞれの食材が全部、テクスチュアというのか
歯触りや触感が完璧に違っていて
それだけでもとても楽しかったのに
それぞれの素材が、素材の味を最大限に生かしながら
素材に頼ることなく
だしや味付けで、このお店ならではの
お料理に仕上がっている、という印象です
ニシンの山椒煮はほろほろとした口当たりで
ニシンらしく少し脂っこいのを
少しからめの山椒が引き締めて、さわやかでしたし
お肉の篠田巻きは少し強めのお味噌味で
西洋料理のお肉とは全く違った味わいなのに
お肉のうまみがずっと続いていました
エビはタンパクで上品で
淡いだしにぴったりでした
それに、おまけの煮もののあんかけのおいしいこと
思わず、明日のおかず用に
少し残しておいたくらいです
(お豆腐をあたためて、あんかけをかけて
一品おかずができそうです)
ただ、これはあくまでも父と私の意見なのですが
オードブルに比べて
鯛めしはもう一つだったように思います
あまり鯛の香りもしませんでしたし
もうすこし、ご飯の中の鯛の身も
自己主張をしてもよかったのではないかと思います
とはいえ
満足、というだけでは足りません
大、大、大満足というところでしょう
節約の苦労(というほどはしていませんが)も
全て報われた、という気がします
さて、今日の支出ですが
前期に、ミシュラン資金として3800円貯めており
前回、まる富のお弁当を買いましたので
残金 2000円
今回の4100円のうち、2000円はここから出して
今期の支出としては、2100円です
それで、これだけの御馳走なら
かなりのリーズナブルぶりでしょう
あとは
近所のスーパーによって買ってきた
パン、マーガリン、お豆腐、ごま油などの
簡単な食材一式
ありがたいことに、
これまた節約というよりも
コロナのおかげで身についた癖なのですが
必要なものをメモして行って
メモ以外のものは買わない
このおかげで、かなりの「貯蓄体質」になってきた気もします
ですので、
消費 2000円(ミシュラン)
1467円(ミシュラン)
残枠(6月2日まで)
消費 8192円
コロナ支援 1900円(赤字)
投資 6600円
プール貯金 19786円
臨時収入残額 18250円
定年後用貯蓄 53万円
目標残額残 947万円
これなら、コロナ支援費の赤字を
消費の中から引いても大丈夫なようです
消費だけでも、5千円くらいの黒字は出そうですので
ここはひとつ、前から気になっていた
ケーニヒスクローネの通販限定わけあり品を
注文しようかな
それとも、コロナ支援で2パック6000円で出ている
国産ウナギを買おうかな、と
楽しく迷うことにします