老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

12月度前期の家計簿スタートと、羽根布団の洗濯代の話

ブログの「表紙」にも書いた話を

何度もするようで恐縮なのですが

私の貯金法は、月給を3期に分けて

それぞれ12日間、予算の割り振りに従って

使うようにする、というパターンです

 

定年後用貯金は、月給を下すたびに

13万円ずつと

ボーナスからは、

3万円のお小遣いと特別支出を抜いて

全額貯金に回しています

 

今月も、まず13万を貯蓄

そろそろ400万の大台がみえてきたのが、

なんともうれしい限りです

この調子なら、ボーナスで400万を突破

来年の10月には500万を突破して

憧れ(?)の高知銀行のプレゼント付き預金に

申し込みが出来そうです

 

ただ、今期はボーナス払いで

4万7千円という、かなりの高額支出の予定があります

これは、実はしばらくブログを休んでいた

9月の間にした契約です

ただ、内容はかなり「地味」で

「羽根布団の洗濯とリメイク代」です

 

父の使っていた羽根布団は

父が現役をそろそろ終わる、というころ

「定年になったら、一番気になるのは

 夜、ぐっすりと眠れるかどうかだろう」と考えて

寝具は丁寧に選び

かなり予算もかけた、その時のものです

当時のお金で、20万くらいした羽根布団なのだそうですが

父は今年で88歳ですから

ほぼ、25年くらい使っていたことになります

 

実は、今年のクリスマスプレゼントを兼ねて

新しい羽根布団を買おうかと思っていたところ

私の行きつけの病院のそばの寝具屋さんで

「羽根布団 クリーニング承ります」の

ポスターを見かけました

一枚8千円、とのこと

もともとが、かなり良い品だったようなので

買い替えるより、洗濯をしてすむようなら

そちらにしようかと思い、

ぜひお願いしよう、と連絡をしてみたところ

寝具屋さんが、父の布団を見て、ううむ、とうなりました

 

布団の布から、羽根がはみ出している

このままでは、洗濯をしてもとに戻したとしても

布団の布が3年持たない

どうせなら、布団の布も取り換えて

羽根も少し足して、リメイクするほうがおすすめです

布団カバーをかけても、手触りが全然違うのがわかるくらい

すべすべになりますし

何より、軽くて暖かくなります、とのこと

 

ですが、一番気になったのは

やはり、お値段です

ちょっといい布に取り換えてもらったこともあり

父の布団のリメイクは5万9千円とのこと

 

はい、迷いました、しかも相当に

ただ、同品質のものを新しく買うなら、

30万ちかくかかるとのこと

……私がひと月働いても、買えないような額の

  高級布団だったのだそうです……

 

それに、父に関することを、特にお金で迷っていると

いつも、頭の中に響く曲があります

知っている方もいるかもしれません

中島みゆきの「慕情」

というのも

私の好きな脚本家、「北の国から」を書いた倉本総が

毎日15分、半年間の帯ドラマを書いていたことがあります

 

もともとが、テレビ関係者だけの養老院の話です

出演は、名優中の名優ばかり

ただ、みな確かにご高齢でした

撮影中に亡くなった方も、八千草薫サンや、野際陽子サンなど

決して少なくはありませんでした

 

オープニングは、その俳優さんや女優さんの

顔のアップです

そのアップに、砂時計の砂がサラサラと落ちていく画像が重なります

そこに、静かに歌いだす中島みゆきサンの声が重なるだけで

もう、たまらなくなってくるのに

その歌詞が

……歌詞をそのまま載せると

  著作権に引っかかるそうですので、

  内容だけをくみとって、言い回しを変えています

  なので、本当の歌詞が知りたい方は、

  ぜひ、中島みゆきサンの公式サイトを見てください

  私が書き換えたものよりも、ずっといい歌詞です……

 

愛より急がなくてはいけないものなんて

何もなかったのに

愛を後回しにして

一体何をしていたのだろう

時は情けを持たないから

大切にすべき何かを間違えるな

……くどいようですが、これは私が下手な

  「意訳」をしたもので、本物の歌詞ではありません

  中島みゆきサンが書いた歌詞の方がずっと見事です……

 

ですが

こういう歌を、半年間、毎日毎日聞いていて

すぐ隣に父が座っていて

ついでに言えば、「やすらぎの郷」の主題歌の

最終シーンは、夫婦が乳母車を押している後ろ姿から

砂が落ち切ってしまった砂時計の画像にかわるという

「こうやって育ててもらったんだろう」

「親は永遠に生きてなんていないよ」と

強く強く暗示するものでした

 

半年間、「やすらぎの郷」を見終わって

今度は、黒柳徹子をモデルにしたドラマになったのですが

その数カ月後

やすらぎの郷」の続編が始まりました

今度は、一年間

「大切にすべき何かをまちがえるな」の主題歌が

流れ続けました

 

その印象が強かったこともあります

こと、父に関する限りは

ちょっと痛いな、と思うくらいの費用なら

惜しまない、というより

惜しいと思わない癖がつきました

 

ただ、一言付け加えるなら

洗濯しただけの私の羽根布団と比べて

リニューアルした父の羽根布団の方が、2ランクくらい軽いです

さわり心地もふわふわしていて

布団の布も滑らかで、いい手触りです

費用は掛かりましたが

それ以上の値打ちがあったことは確実、と

もうしそえておきます

 

さて、今日の支出ですが

ボーナス払いとはいえ、大きな出費があったショックで

財布のひもが締まりました

初日はノーベイデイで乗り切りました

まずまずのスタートです

 

残額(12月3日まで)

 消費                     20000円

コロナ支援          2000円

(キャリーオーバー 31700円)

投資           5000円

予備費                  4000円

家管理費積み立て   2千円

自分ボーナス残額  30000円

 

貯金総額

 プール貯         29000

 自分小遣い              976

家管理費積み立て    4万2千円

 

定年後用貯蓄      389万0千円

目標残額      1611万0千円