老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

初めて赤字を出しました・舞台チケット9000円也

本当は、こんなぜいたくをするつもりは

サラサラありませんでした

そもそも、舞台を見に行くのは年に一度

一番安い席だけ

それ以外は、朝日新聞のご招待チケットが当選した時か

東京芸大の卒業試験

特に、博士課程卒業認定の公開演奏会は

コロナ前には、有給休暇を取って、必ず聞きに行っていました

……これは一般の人でも聞きに行けるようになっています

  もちろん無料ですが

  拍手や、ブラボーの掛け声、写真などは一切禁止です

  試験ですから、当然ですね……

 

2021年に見に行ったのは

モダンバレエの巨匠、今は亡きモーリス・ベジャール

若くして、エイズで亡くなった

バレエ団のスターだったジョルジュ・ドンと

ロック歌手、フレディ・マーキュリーに捧げて作った

「バレエ・フォー・ライフ」

チケットは高かったですが

値段のつけようのないくらい、素晴らしい舞台でした

 

原則として、しばらく待てばテレビでやりそうな公演は

見には行かず、ひたすらテレビ放映を待っています

宝塚は特に、必ずNHKのBSで放送してくれますから

チケットが当選した時以外は、行ったことがありません

 

それが

絶対にテレビでは放映しないだろうと思われる

しかも、私が大好きで

感動に涙におぼれるのが100%確実、という公演が

来年の2月にあることが判明しました

 

本当に、気が付いた、というよりも

歌舞伎ファンの友人と話していたら

たまたま、先日亡くなった歌舞伎役者の

中村吉右衛門サンの話になり

弟が亡くなって、松本白鸚サンも

がっかりしているだろう、という話になり

……この方は、「元・松本幸四郎サン」言うほうが

  わかりやすいかもしれません

  特に、私の世代では「王様のレストラン」や

  「黄金の日々」など

  テレビで一番親しんだ時代の名前が「幸四郎」でしたから

  今は「幸四郎」の名は息子さんが継いでいる、とは知っていますが

  それでもやはり

  私も時々、「幸四郎サン」と呼びたくなります……

 

友人が、

きっとかなりがっかりしているはずなのに

今頃は、歌の練習をしているんだろうね

舞台の俳優サンって、華やかに見えて

やっはらつらい仕事だね、と、しんみり言った

その「歌の練習」で飛び上がりました

 

松本白鸚サンの歌、といえば

当たり役中の当たり役、というよりも

この方がいるおかげで、ほかの役者さんが

絶対にやらなくなってしまった、という伝説のある

ミュージカル「ラ・マンチャの男」の

ドン・キホーテ/セルバンテス役、しかないからです

 

思わず、「ラ・マンチャの男」再演するの?と聞いてみたところ

来年の二月からだよ、もうチケット発売も始まってるよ、とのこと

大急ぎで、スマホで調べてみたところ

 

発売していました

この公演は、再演に再演を重ねた作品で

私も、以前に一回見に行ったことはありますが

半分も行かないうちに涙が止まらなくなり

アイメイクは完全に剥げ落ち

それでも涙が止まらず、ハンカチはぐちゃぐちゃ

ティッシュはポケットティッシュを一つ全部使い果たしました

もう一度見たい舞台、と言われれば

同じミュージカルの「レ・ミゼラブル」や

演劇の「近松心中物語」

バレエの「バレエ・フォー・ライフ」「ザ・カブキ」を抑えて

私の中での、ベストワンの作品です

 

ですが

B席 4500円はすでに全日程、全席完売

A席 9000円があとほんの数枚

S席 14500円も、初日や千秋楽などの特殊な日や土日は完売

 

ううむ、見たい、本当に見たいです

ですが、9000円は、分不相応に高価です

どうしようか、としばらく迷った末に

どうしても決めきれず

こういう時は、私は父に相談することにしています

 

見たいんだけど、お金がない、どうしよう、と言ったところ

父 「金がないなら、見られないだろう。あきらめろ」

……こういう時に、貸してやろうか、とか

  買ってあげよう、などと言わないところが

  父の付き合いやすいところでもあります

  そういう意味で言っているわけではなく

  私の家計を数字でコントロールするという

  家計管理が破綻するので、どうしよう、と思っているわけで

  お年玉をおねだりしているわけではないのですから……

 

私が、いや、無いわけではない

自分ボーナスの残りと、小遣いを足して

あと、来月少し節約すれば何とかなる、といえばなるんだけど、というと

父 「あるなら行けばいいだろう」

 

いや、あるといえばあるけれど、

分不相応、というか、今期が赤字になる、というか、と

言いかけたところで、遮られました

父「行くなら行く

  やめるなら、やめる

  どっちでもいいけど、すぐに決めろ

  金のことをグズグズ考えて、

  金で買えない時間を浪費するのが一番悪い」

 

それもそうだ、と思いました

で、決めました

行きます

9000円払います

で、日生劇場の予約サイトに行き、残席わずか、となっていた

A席を一枚、ボチッたところ

表示が「売り切れ」に代わりました

A席の最後の一枚を、手に入れられたようです

 

私の父は今年で88歳になりますが

学ぶところは本当に多いです

今日も、思わず「長生きしてねぇ~」と

間抜けな返事をしたところ

ふん、と鼻であしらわれましたが

 

ちなみに、「ラ・マンチャの男」のすばらしさについては

いくら字数があっても語りつくせないのですが

長くなったので、また別の日に譲ります

 

さて、今日の支出ですが

チケット代は、自分ボーナスの残額5600円と

小遣い1400円を合わせて、7000円

残額2000円は、

次の期の投資の額から天引きして

3000円にして、穴埋めをすることにします

 

今日は、それ以外の支出はありません

明日、生協の注文をだせば、今期も終わりですので

チケット以外の支出に関しては

何とか、黒字は確定かな、と思います

 

支出     

チケット (ボーナス)   5600

               (小遣い)    1400

 

残額(12月15日まで)      

消費               6265

コロナ支援          2000円

(キャリーオーバー 33700円)

投資           1400円

予備費                  2500円

家管理費積み立て   2千円

自分ボーナス残額        2円

 

貯金総額

 プール貯         23000

 自分小遣い               21

家管理費積み立て    4万4千円

 

定年後用貯蓄      389万0千円

目標残額      1611万0千円

 

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