肝臓の検査に行ってきました・本当に検査だけでした
今年の3月末に受けた健康診断で
肝臓に異常が見つかりました
一つは、脂肪肝
もう一つは、なんだかよくわからない腫瘍です
大きさはだいたい3センチくらい
周りに血が流れているそうです
この頃の健康診断はたいしたもので
午前中にエコーを受けただけで
お昼過ぎの解説の時間には、ここまでわかりました
正式に、結果通知が届いたら
健康診断のオプションで受けられる、無料の相談会に行って
担当のお医者様に、紹介状を書いてもらって
肝臓専門医に受診するように、との指示でした
結果が届いたのが四月
健康診断の解説のお医者さんの受診ができたのが
四月の上旬
紹介先の予約が取れたのが、連休の少し前
検査の機械が込み合っていて、なかなか予約可できないとのことで
MRIの検査をしてもらえる、最短の日程が今日
ということで、健康診断からひと月半たって
やっと、検査をしてもらえることになりました
大体、一時間くらい見てください、とのことで
今日は仕事は早退です
駅から少し歩く病院なのですが
きのうとうって変わって、穏やかな天気だったので
ぶらぶらと散歩がてら、気楽に歩いていきました
MRIの検査の前に、技師の人と少し話す時間があり
ちょっとしつこいくらい確認されたのが
体の中に、ペースメーカーなどの金属が入っていないかどうか
それともう一つ、閉所恐怖等
狭いところが苦手ではないかどうかでした
造影剤を入れて、小一時間の検査
途中で息をとめたりしますが、大丈夫ですか、と
聞かれました
いやいや、息を止めるくらい、レントゲンでもやりますから
全くのノープロブレムでしょう、と気楽にOKし
トイレを済ませるように、と丁寧なご注意をうけ
まず、造影剤の注射針を刺されました
造影剤は、最初から入れるのではなく
途中から、点滴のような形で入れるのだそうです
片手に針を刺したまま、機械のほうに向かいます
この機械は、良く医療ドラマで出てきます
横になって、たんかのような台にのると
自分の体より二回りほど大きなトンネルのような中に入ります
タンカが自動的に、このトンネル内に入っていくようなものです
片手に注射針を刺したまま
身動きできないように、体をベルトで固定され
特に、肝臓が良く映るように
何か、太い帯のようなものをまいて、ぐっと締め付けられる
それだけでも、なかなか心理的に来るものがあります
ちなみに、マスクはしたままです
これでは、マスクの下がかゆくなっても
かくこともできないなぁ、と
ぼんやりと考えていたら
いきなり、スポンとヘッドフォンをされました
このヘッドホンを通じて、息を吸って、はいて、という
指示をするのだそうです
なるほどね、と思っていたら
ヘッドホンからきれいな曲が流れてきました
どこかで聞いたことのある、少しあいまいで謎めいたメロディー
ドビュッシーの「月の光」でした
なるほど、指示が無いときは曲をながすのね
多分この曲のセレクションと、オーケストラの編曲の仕方からみて
NHKの「名曲アルバム」かな、と思っていたら
急に、タンカが動いて、機械の中に入っていきました
ここで初めて、どうして検査の前に技師の人が
あんなに、閉所恐怖はないかとしつこく尋ねたのか
心底、納得しました
機械の中ですから、天井がものすごく低い
顔の10センチ上くらいが、いきなり天井です
体を固定されているので、目だけ動かして周囲を見渡しても
体の少しわきを、ぎっちりと囲まれています
当然ながら、外など何も見えません
とっさに考えたのが
「棺桶の中みたい」という
縁起でもない感想でした
あまりに圧迫感がひどくて、気分が悪くなりそうだったので
目を閉じて、特に天井は見ないようにして
流れてくる名曲アルバムに集中しようと思ったら
いきなり、とんでもなく大きな音が響いてきました
去年の夏、私の家の近所で、ほかの家の解体工事をやっていたのですが
あの方が、まだマシだったと思うくらいの音量です
名曲アルバムは、どんなに集中して聴こうとしても
騒音にかき消されて、全く聞こえなくなりました
こうなったら、仕方がありません
嫌なものから目をそらすのは、私の特技の一つです
四月の第一週から、昨日までの学習内容を
完全に思い出すことにしました
登場人物は、スペインにギターを習いに来た、日本人男性のサトシと
スペイン語のしゃべれる、3歳になる猫のソルバ
「こんにちは」のあいさつから始まって
猫集会を探しに、公園に行ったソルバが
来る時間が早すぎて、まだ公園には文字通り猫の子一匹おらず
夜にまた出直してこよう、というところまで
不完全ながら、少しずつ思い出しているうちに
なんとか、30分の検査が終わりました
検査があったので、お昼は食べられなかったのですが
検査が終わっても、なんとなく食欲がわかず
それでも、造影剤を体から出すために
水分を多めにとるようにと言われたので
アーモンドミルクのラテだけを売店で買って
フラフラ家に帰ってきました
本当に、ただ単に検査だけでしたが
すっかりくたびれ果てたうえに
費用もなかなか掛かりました
ですが、今月はちょうど自分ボーナスの月で
全額貯金に回しましたので
予算だけは何とか、心配せずに済んでいます
身もふたもない話出ずか
やはり、貯金があるというのは、心強いものだと
つくづく実感しました
さて、今日の支出ですが
病院代と、食費だけです
食費は、また後日書きますが、父の歯の具合が悪くなったので
食べやすい食材を買ってきた分
少し、予算より多めに使っています
これは、明日はノーベイデイで
バランスを取らなくてはいけないかな、という感じです
支出
消費 (食費) 2037円
病院代 11510円
残額(5月21日まで)
消費 17963円
コロナ等支援費 2000円
(キャリーオーバー 8000円)
投資 5000円
予備費 4000円
家管理費積み立て 2千円
貯金総額
プール貯金 20646円
自分小遣い 1510円
病院用予備費 36万9490円
家管理費積み立て 6万2千円
定年後用貯蓄 447万5千円
目標残額 1565万5千円