老齢厚生年金を増額するテクニック・70歳まで働くとこんなに有利に(完全に合法です)
さて、昨日
老齢年金の原資となるお金が
ロシアの国債や株の投機につぎ込まれ
ほとんど紙屑になってしまったという
ショックもあり、かなり悲惨な話ばかり書きましたが
一晩ゆっくり眠って、
少しばかり、腹が据わってきました
私はそもそも、石橋を叩き壊すタイプです
将来を予想するときには、
いつも「最悪」を考えます
「最悪」に備えた準備をしておけば
たいてい、私の予測のベースになっている
「最悪」よりは少しマシな状況になることが多いので
おや、案外うまくいった
心配するほどでもなかった、と
胸をなでおろすことになる方が多いです
で、今日は
もし、一万でも二万でも、
老齢厚生年金が出ることになったとき
年金の額を増やす、お得な方法についてです
もちろん、合法ですので
どうぞご安心ください
年金の支給は、本来なら65歳になったときからです
「本来」というのは、「例外」もあるからです
前倒しをして、早めにもらうなら、60歳からもらえます
後ろに倒して、70歳からもらうこともできます
ただ、年金のスタートが早くなる時には
もらえる額は減額され
遅らせる場合に、もらえる額は増額されます
……まあ、当たり前の話ですね……
ポイントは、この減額や増額された年金の額が
生涯、固定化されるということです
つまり、最初に何歳何カ月から年金をもらうかによって
「年金定期便」で教えてもらった年金の額が
一生にわたって、増えたり、減ったりする、ということです
どのくらい増え、どのくらい減るか
これは、パーセンテージが決まっています
前倒しにする場合には、0.5%×月数分、減額されます
言葉だけで書くと、わかりにくいので
計算式を書いてみます
年金が10万円の人が、60歳からもらい始めるとします
もらい始めの60歳から、本来、年金をもらえる65歳までは
12カ月 × 5年 = 60
減額は、月につき 0.5%ですから
0.5 × 60 = 30
つまり、その人の年金は、一生30%の減額
つまり、生涯、毎月10万円×0.7 =7万円 しかもらえない
ということになります
では、増額はどうなるか
考え方は同じですが
後ろ倒しにする場合は、ちょっとプレミアがついて
一月につき、0.7%の増額になります
これを、同じように式で表してみます
もし、老齢年金を70歳からもらうとすると
本来予定されている支給開始は65歳なので
5年分遅くなっているわけです
5年分の月数は 5 × 12 = 60カ月
一月につき、0.7%の増額になりますから
60 ×0.7 = 42%
生涯、42%増しの老齢厚生年金がもらえるわけです
もし、年金定期便で、年金額が10万円と言われているとすると
この人の年金額は
10万円の42%増しですので
生涯、毎月、14万2千円ずつもらえることになるわけです
ということは
私がもし、65歳で定年になっても
残り5年、どこかに潜り込んで、なんとか働き続ければ
71歳からは、私の年金は14万2千円
つまり、当初の予定よりも4万2千円ゆたかにくらせる、というわけです
それだけではありません
私は現在、月に10万でくらしていますから
65歳から70歳までのお給料は10万で十分
残った額は貯金に回せますし
もし、残らなかったとしても
手持ちの預金には手を付けずに済みます
年金は増額、貯金は2千万が手付かず
かなり、うれしい設計になってきます
とはいえ
実際は、プーチンのおかげで
年金が減ったり、後ろ倒しにしたときの
増額率が0.7%より安くなったりと
もうちょっと、厳しくはなることでしょう
私の予測では、今後は70歳まで後ろ倒しにして
やっと年金額が10万にとどくくらいになるのではないかと
思ってはいるのですが
それでも、70歳の時点で、貯金が手付かずであるという点は
変わりはありません
この作戦(?)の一番のネックは
70歳では、退職した時点で体が弱っていて
せっかくの定年後の自由な時間を
十分遊べないのではないか、という点ですが
これに関しては、
今、ベストセラーになっている
最高齢のトレーナー、90歳のタキミカさんを
お手本にしたいと思います
この方は、ジムに初めて通いだしたのが65歳
それまでは、どちらかといえば肥満体型だったのだそうです
それが、運動の楽しさに目覚めて
87歳でインストラクターデビューとなった方です
私は、インストラクターになりたいとは思いません
毎日の日常生活が、自分の足を使って自由に行えれば
それで十分です
そう考えると
70歳になっても動けるようなトレーニングをして
動けるように努力をすれば
それなりには、活動できるのではないか、という気がしています
……ただ、病気になった場合は別です
その場合は、仕方がない、運命だと諦めますが……
当初の予定より、少しは厳しくなりましたが
ただそれだけのことです
希望がないわけではありません
むしろ、こうなったら
意地でも理想の老後を送り
幸せになってやるぞ、とファイトが出てきました
さて、今日の支出ですが
今日は、寒の戻りが来る、ということで
少し前に、生協で買い込んだまま
冷凍庫の肥やしになりかけている
おでんセットを引っ張り出してきて
おそらく、今年最後のお鍋を楽しむことにしました
今日の支出は、ちくわぶや厚揚げ、結び昆布、大根といった
おでんセットに入っていない食材を
買い足したものです
あと二日ですが、生協の注文が明日ですから
あまり気は抜けません
ですが、できれば三千円程度の黒字は
出したいところです
支出
消費(食費) 754円
残額(3月10日まで)
消費 9190円
コロナ支援費 0円
(キャリーオーバー 0円)
投資 94円
予備費 3280円
家管理費積み立て 2千円
ボーナス 30000円
貯金総額
プール貯金 46146円
自分小遣い 2536円
家管理費積み立て 5万6千円
定年後用貯蓄 434万5千円
目標残額 1565万5千円