老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

週刊ポスト最新号メイン記事・「団塊世代が75歳 そのとき必ず起こる恐ろしいこと」を読む

週刊ポストの最新号のメイン記事

団塊世代が75歳 その時必ず起こる恐ろしいこと」

新聞の広告で見たときから、とても気になっていました

今日、スペイン語のテキストを買いに行くついでに

本屋さんで、ちよっと立ち読みしてきました

 

もちろん、面白い記事なら

恥ずかしいのを我慢して、買ってくるつもりでしたが

……だって、表紙に赤く

  「大阪大バレリーナ 全裸大開脚」なんて書いてある週刊誌を

  平気で買えると思います?

  そんな年かと言われそうですが

  いくら年をとっても、ダメなのはダメなようです……

 

結論から言って、「見掛け倒し」

タイトルはおどろおどろしいのですが

どうにも食い足りない

たとえて言うなら

大きな器に、ドンと盛り付けられたチョコパフェの

てっぺんのアイスクリームとバナナを食べてみると

あとは、コーンフレークばかりぎっしり詰まっていて

ちょっと待った、これ、原価いくらよ、と

叫びたくなった時のような感じです

導入部分は、まずまずなのですが

記事に中身が無いのです

 

団塊の世代が75歳、介護が必要なったとき

社会はどうなるか、ということなのですが

マイホームにこだわりすぎて

意地を張ったりして、一人暮らしのままでいると

そのまま、孤独死しかねない、とのことでしたが

 

私の理想は、在宅ひとり死ですので

そもそも、「孤独死」が、まるで社会悪のように書いている

その出発点から、腑に落ちません

記事のまとめでは

「我々は病院で死ぬことさえできなくなる」と

まるで、トンデモナイ悲劇のように書いてありましたが

そもそも、病院というのは死ぬところではなく、生かすところです

ですから

意識不明のまま病院に担ぎ込まれでもしたら

病院は生かすための最大限の努力をしてくれます

世にいう「延命治療」です

いくつもの管につながれ

止まりかけた心臓を機械で動かし

最後の瞬間にも、何度か電気ショックを与えます

 

それが悪いと言っているわけではありません

病院というのは、そういうところだ、というだけです

ただ、私は、それだけのことをしても、

ほんの何日か、命が長らえるだけで

治るものではないのなら

むしろ、自分の愛した家の、

自分好みのインテリアに囲まれ

穏やかに、静かに最後の時を過ごしたいと思います

最後に見るのが病院の真っ白い壁と天井

最後に聞く音が、延命治療の機械の稼働音では

ものすごく、わびしい気がします

 

できることなら、息子である必要はありません

介護士さんか、看護師さんで十分です

ただ、できれは「あの方に最期を看取ってほしい」と思う方に

手でも握ってもらって

自慢のオーディオセットで、好きな音楽をかけてもらい

好きなオーデコロンをふりまいてもらって

苦しまないようにだけしてもらえれば

私は、どちらかといえば、そちらの方がずっと幸せです

看取りには

介護保険が使えます

ただ、介護保険は、使えば使うだけ料金はかかります

一割負担ではありますが、ただではありません

ですので

今のうちに、貯金はしておきたいところです

最後の最後で、資金ショートのおかげで

音楽も、オーデコロンも、手を握ってもらうのも全部無し、では

いかにも寂しすぎます

 

とはいえ、突然死ということもあり得ます

仕方がない、その時は一人

おひとり様で生きていく覚悟を決めたときから

そのリスクは有だと、腹はすでにくくっています

それでも、病院で最期は、ごめんこうむります

 

世を去って何日も放置されるのがいや、というなら

電話が通じなくなったら

家族や、ケアマネさんに、すぐに連絡がいくようにすればよいのです

 

ちなみに、私は今は父と同居ですが

もし、父がいなくなってしまったら

必ず入ろうと思っているサービスがあります

毎朝、同じ時間に電話がかかってきて

もし、電話に出ないと「今日は電話に出てくれませんでしたよ」と

あらかじめ指定した人に連絡が入る、というサービスです

費用は一月500円

郵便局がやっているサービスです

連絡先は、息子でもよいでしょうし

住んでいるところが遠いので

ケアマネさんあたりを指定しても良いかと思っています

 

あとの記事の内容は、

施設の中で、一人の女性(60代)を巡って

男性二人70代)が大喧嘩をした、とか

介護士さんにセクハラをした、とか

そもそも、私は施設には絶対に入らない、と決めていますので

あまり、縁のなさそうな話題ばかりでした

 

問題提起そのものは悪くはないのです

例えば、「いいケアマネさんを探そう」とか

「将来、介護士や看護師の絶対数が大きく不足する可能性がある」とか

確かに、いい問題提起です

ですが

その先が、ありません

いいケアマネさんと、悪いケアマネさんの見分け方はどうするか

悪いケアマネさんに当たったら、どうすればいいか

良いケアマネサンは、どうやってみつけるのか

こうした、具体的な話が全くありません

 

看護師、介護士サンの数が少なくなるのなら

その方面に力を入れている政治家サンに頑張ってもらうか

海外から来てもらうか

仕事のない人にし、就職してもらうか

介護ロボットを作ってもらう、まだそうした会社が無いのなら

そうしたベンチャー企業を探して

投資して、育てていく

……株の売り買いのような、投機ではなく

  本当に、頑張って欲しい会社の、小口のスポンサーとして

  出資を行う、ということです……

方法は、素人の私がちょっと考えただけでも

これだけ思いつくのに

この記事では「不足する恐れがある」で終わっています

せめて、こうした仕事の人にインタビューでもしてくれればいいのに

ただ単に、「不安がある」だけでは

今はやりの「煽り」です

あと一歩、だから私たちは何をすべきか、まで

少しでいいので、書いて欲しかったと思います

 

週刊ポストは、そっと棚に戻しました

ポストは、老後記事に関しては

かなりレベルの高い記事を載せていたので

今回も、かなり期待したのですが

まあ、打率が100%のバッターはいない、というところでしょうか

この特集だけのために、買う必要はないかと思います

むしろ、あまり変わらないお値段で

上野千鶴子著 「在宅ひとり死のススメ」が買えますので

そちらを読んだ方が、ためになるような気がしました

 

さて、今日の支出ですが

冷蔵庫に、魚の干物はいくつかあるのですが

たまには、パっと目先の変わったものを

すぐに食べたくなりました

こういう時は、通勤の乗換駅の

ちょっと大きなスーパーで

中華料理、とくに飲茶系の物がぴったりです

シュウマイか、春巻きか、しばらく迷った数に

今日は、春巻きにしました

今日の支出は、春巻きと果物の額です

 

支出     

消費 (食費)        776

投資(本)        1350円

 

残額(2月26日まで)      

消費                 9442

コロナ支援費     2000円

     (キャリーオーバー 2000円)

投資              3750円

予備費                   4000円

家管理費積み立て   2千円

ボーナス      30000円

 

 

貯金総額

 プール貯         39146

 自分小遣い           2252

家管理費積み立て    5万4千円

 

定年後用貯蓄      434万5千円

目標残額      1565万5千円

 

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