老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

鎌倉殿の13人・第四回 「矢の行方」レビュー

今日から二月度のスタートなので

会計のことやら、コロナのことやら

書きたいことは、いろいろとあるのですが

 

もう、木曜日です

あっという間に、日曜日になり

次の大河ドラマが始まってしまいますので

とりあえず、今日のところは

前回のレビューをまとめることにしました

 

第四回、「矢の行方」です

 

勘違いのおかげで、挙兵することになった源頼朝

主人公の北条義時

……この人は、振り回され型の影キャ

  周りより少しだけ頭がいい、というよりも

  周りがあまりにも「脳筋」しかいないので

  その比較で浮かび上がっている、というタイプ……

前回では、「戦は兵の数」「初戦が大事」

「人口からして、300人は集まる」と言っていたのが

ふたをあけてみると、10分の1の30人も集まりません

目いっぱい反省はしているのですが

命がけの戦をするにしては、どうにもお粗末です

 

……特に私は

  中学校の頃、吉川英治の「三国志」を読んで以来の

  半世紀近い三国志ファンなので

  くだらなく、兵法に詳しいところがあります

  兵力を読み違え、数が10分の1では、勝ち目はありません

  戦を起こすべきではない、というのが、兵法の王道です……

 

それでも、何とかなるさ、と笑っている

無意味にポジティブシンキングなのが

主人公の兄と父

主人公・義時はせっせと人集めに走り回っているのですが

なかなか思うようにはいかず

頼朝に、坂東武者達にあって、頭を下げてくれるように頼みます

 

頼朝は、当然ながら、いやだ、おまえがやれ

武家の頭領である源氏の自分が、どうして田舎者どもに

頭を下げなくてはいけないのだ、と爆発

これを、坂東武者あってのあなたです、と

鬼の形相でなだめ、脅し、面会の席に引きずり出すと

 

さすが、頼朝です

リアル源氏だぁ、と、おののく坂東武者の耳元で

誰にもいうな、一番頼りにしているのはお前なのだ、と

そっとささやき、手でも握れば

はい、味方の一族を一つゲット

その人が帰れば、次の人に、また

「誰にも言うな……以下省略」を繰り返して

もう一つ、味方の一族をゲット

この頼朝は、間違いなく「人たらし」です

しかも、悪い方に人たらし、というよりも

昔はやった、「さくらん」という花魁のマンガで

花魁が、入ってきたばかりの侍女……廓用語では「禿」ですね……を

わざと怒らせ、気持ちを手玉に取って

廓で働き、出世したいという気持ちを植え付ける

そのうえで、

「わかったかい、花魁というのは

 相手に言いたいことを言わせることができるんだよ」と

高らかに宣言する

そのシーンを思い出しました

「人たらし」というよりも、もっと悪質な何かです

 

大泉洋サンの演じる源頼朝

大泉サン自身の容姿とも相まって

武将というよりも、タチの悪い商売女のようです

……微妙な言い方ですが、ほめています

  映画「アラビアのロレンス」でも

  ロレンスが、アラビアの族長から

  「悪い女みたいだ」と言われる

  実に魅力的なシーンがありましたが、

  これとちょっと似ています……

 

反乱を起こす日も、決めました

決め方はくじ引きでしたが

日程は、ちょうど折よく、地域のお祭りの日でした

ですが、襲ったのはいいけれど

その日にもし、代官が祭り見物にでも出かけていて、

襲った館に、代官がいなくては

大失敗になってしまう

確実にいるかどうかを確認しなくては

でも、どうする?というので

ここは、ほかの人より少しだけ賢い主人公・義時の出番です

 

ですが、この義時がすることも

大概、間が抜けています

頼朝の元カノで、今は身分の低い、

家の下働きの男と結婚させられて

頼朝と政子の館と、川一本を隔てたところに住んでいる

八重さんに、聞きに行きます

 

この八重が、反頼朝の伊藤家の娘です

初めて義時が来たときには

伊藤の父親に、北条の反乱の情報を伝えます

ですが

ここが、この八重の愚かで哀れなところなのですが

まだ、頼朝に未練があるのですね

頼朝がとらえられて、もう一度、今度は伊豆以外のところに流罪になったら

今は妻になっている

北条政子を押しのけて、自分が着いていこうと思っているわけです

 

義時は、ご丁寧にもう一度

なんと、敵に当たる伊藤家の娘を二度もたずねてきて

二度目に、代官が館にいるかどうかを聞きます

八重は、答えませんが、話だけは聞き

しばらくしてから、川向こうの頼朝の館に暗号の矢文を送ります

暗号は、頼朝と八重がデートするときに使った

「白い布をかけておく」

木に白い布がかかっていれば

デートok、という暗号でした

これを応用して

弓に白い布を巻き付けて送られてきた矢文に

「反乱ok」と判断し

 

30名にも満たない少数の兵で、反平家の挙兵が始まりました

第四回は、ここまでです

 

あらすじのまとめでは、ほとんど触れられませんでしたが

北条の父親の後妻

宮沢りえサンの演じる「りく」

これが、素晴らしい

 

蜂起は祭りの日が一番

というより、祭りの当日を置いて、ほかの日はない、と思うと

くじに細工をして

全部のくじに、祭りの日を書いておきます

 

兵を起こした後

心配で仏に祈る政子に、祈ってはなりません、と断言

なぜですか、と聞かれると

「敵も祈っています」

確かに、神も仏も、どちらを応援するか、困ることでしょう

では、何をしていれば、と聞かれると

「介殿(頼朝のことです)は何と?」と聞き

政子が、「何もするな」と言われた、と答えると

では、何もしなければよい、戦になれば女のできることなど

何もない、とあっけらかんとしたものです

 

ううむ、いいなぁ、と思いました

女にしておくにはもったいない、というのは

こういう人のことでしょう

いえ、私も女ですから、別に女性蔑視をしたいわけではないのですが

この時代は、政治でも何でも、表に立つのは男性に限られています

正直、りくと比べ物にならない、というより

脳みそなんて、使ったことがないのではないか、と思うような

まさに「ゴリラ」タイプの坂東武者が

50人かかったところで、絶対にかなわないような人が

女性だというだけで、家に飼い殺しです

平安末期は、そういう時代でした

 

なので、この、「りく」は

「黒幕になる」ことを選んだわけです

まず、使いやすそうな男を見つける

単純で、善良で、自分にべたぼれで、田舎者ではあるけれど

田舎に帰ればある程度は力のある、ずっと年上の男の後妻に入り

この男をうまく操縦することで

自分の欲しいものを手に入れていこうとするわけです

 

史実では、たしか、とんでもない悪女扱いされていたと思います

ですが、私は、この「りく」の

すっぱりと割り切った、サバサバ感が

実に気に入りました

私は、頭の回転が鈍く、自分でもどんくさい方だと思いますので

実際にこういう人がいて、うっかり近寄ったりしたら

間違いなく、ちゅーちゅー汁を吸われる側です

なので、実際にいたら、怖くて近寄りはしないと思いますが

それでも、遠巻きに見ながら、

あの人カッコいいわねえ、くらいのうわさ話はしていると思います

 

「りく」が最後にどうなったか

正確なことは資料がなくて、不明だそうですが

三谷幸喜サンの脚本がどうなるのか

日曜日のワクワクのタネが、また一つ増えました

 

さて、今日の支出ですが

今日は、二月の第一期、しかも初日

しかも、節分、ということで

太巻きと、海苔巻きを買い込んできました

父は、太巻きは食べにくくて嫌い

まるかぶりよりも、鉄火巻きが食べたい、ということで

二人で違うメニューです

我が家の福は、私が招けるだけ招いて

父におすそ分けすることにします

 

 

出費      

消費(寿司)         1450

 

残額(2月14日まで)      

消費                20000

コロナ支援費     2000円

投資            5000円

予備費                   4000円

家管理費積み立て   2千円

ボーナス      30000円

 

貯金総額

 プール貯         31146

 自分小遣い           1612

家管理費積み立て    5万2千円

 

定年後用貯蓄      421万5千円

目標残額      1578万5千円

 

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