定年後の「終の棲家」はどこにするか・田舎暮らしか、トカイナカか、都心か
このところ、よく「住宅情報」サイトを見るようになりました
ヒマのある時は、大体ネットサーフィンをしています
というのも、
今は、父と一緒に暮らしていますが
1人になってしまった後
どうやって、どこで暮らしていくか
その時になって、慌てふためかないように
今から、心づもりだけはしておきたいと思うからです
本当は、私が一番やりたいことは
自然の豊かな「田舎」に引っ込んで
文字通りの「晴耕雨読」
耕作放棄地を借りて、自分の食べる野菜は自分で作る
足りない分と、お豆腐や魚くらいは
スーパーに行くけれど
八割以上は自給自足
月に一度くらいは遊びに街に出ていきはするけれど
それ以外は、自然と触れ合って、四季の移ろいを楽しんで生きていく
というパターンなのですが
これは、致命的な欠点があります
人口の少ない田舎では
介護が発達していないことです
私は、お風呂が好きで
足腰が聞かなくなって、人手を借りることになっても
毎日、夜にお風呂に入りたいタイプです
人口の少ないところは
介護サービスも不十分です
私は一人暮らしで、在宅ひとり死が目標なのですが
それに欠かせない、訪問診療や、訪問看護が
ますます不十分です
これでは、到底ここを「終の棲家」とするわけにはいきません
残念ですが、
「終の棲家の前に、ちょっと遊びに行くところ」
にせざるを得ないだろう、という結論に落ち着きました
……もちろん、こうした田舎で
介護が都心並みに充実しているところが生まれれば
すぐさま、スッとんで行って移住するだろうと思いますが……
次に、「トカイナカ」と言われる
都心と田舎の中間地点
都心から一時間くらいのところ
駅から少し歩けば、田園地帯が広がっているような場所
関西では、京都の大原や亀岡あたりです
実は、これを一番すすめているのは
経済評論家の森永拓朗サン
ご自身も所沢に住んでいるのだそうです
自宅のそばに、農地をかりて
毎日の食事の野菜は、自家製だというのですから
うらやましい限りです
ただ、これで一番気になるのは
高齢者向けの設備が整っていないケースが多いことです
子供向けの設備は充実しているのですが
おそらく、高齢者の人口の比率が低いせいだと思うのですが
都心ではわりに数の多い
それに、大きめの病院の数も、そう多くはありません
何より、訪問看護ステーションの数が
ちょっと、驚くくらいに少ないです
ただ、これはたまたま私が探したところが
手薄になっているだけかもしれません
全国共通とは、言えない可能性があるので
これを読んだ方も、話半分で聞いておいてください
都心は、言わずと知れた
物価と、税金の高さです
特に、固定資産税は結構来ます
家も便利ではありますが、どうしても狭く
庭で家庭菜園、というよりも
ベランダでプランター菜園、という形にならざるを得ません
それでも、介護保険と
訪問診療をしてくれる病院と、看護ステーションの数は
他とは比べ物にならないくらい多いです
私が今住んでいるところは
残念ながら、このすべてから少し遠く
どれも、車で15分くらいなのですが
「在宅ひとり死」の言葉を発明した
上野千鶴子センセイの住まいは
この三つのうちのどれからも
徒歩10分の距離にあるそうです
この便利さは、都心ならではのものだと思います
で、ただいま絶賛、迷い中です
介護の充実を選んで、都心に引っ越し
土と自然と広い自宅をあきらめるか
土地の広さと自然を選んで「トカイナカ」に引っ越し
訪問診療の不便に泣くか
現在の場所に住み続け
全部あるにはあるけれど、全部少しばかり不便な
介護環境に目をつぶるか
一長一短
これがベスト、という結論はまだ出ません
それにまあ、急いで決めなくてはならない、という
ものでもなさそうですので
家を売るときの節税の仕方でも調べながら
もうしばらくは、あれこれ迷おうかと思っています
さて、今日の支出ですが
今日も、頑張りました
ノーベイデイの達成です
とはいえ、明日は木曜日
生協の注文を出す日ですから
消費の三千円は、きれいさっぱり消えることと思います
できれば、予備費には手を付けずにおきたいところですが
生協で、ちょっと豪華な食材が出ていたら
「今期も黒字・おめでとう」代わりに
一つ二つ、予備費から買ってもいいな、とは
思っています
残額(10月28日まで)
消費 3058円
コロナ支援 4000円
(キャリーオーバー 27700円)
投資 4450円
予備費 4000円
家管理費積み立て 2千円
自分ボーナス残額 30000円
貯金総額
プール貯金 18000円
自分小遣い 499円
家管理費積み立て 3万6千円
定年後用貯蓄 376万0千円
目標残額 1624万0千円