老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

単行本「60歳からの後悔しない生き方」を読む ~色恋ざたを勧められても……~

この頃、団塊の世代が60代になったせいか

60代の生き方に関する

自己啓発本がずいぶん増えてきたように思います

私の近所の本屋さんでは

ついに、棚一つが「シルバー・ライフスタイル探索」になりました

 

私もご多分にもれず

「どんな生き方が一番私にあうかな」と

あれこれ手に取って

パラパらと立ち読みすることが増えてきました

 

この本、というよりも、このシリーズは

かなり目立ちます

著者は「女性自身」の元編集長だそうで

60代むけ、70代むけ、80代むけの

「後悔しない生き方」三冊シリーズになっています

かなり期待を持って、立ち読みをしたのですが

目次の段階で、かなりモヤモヤし

本文で少し確認してから

買わずに棚に戻しました

 

正直、老後の生き方に関する啓発本は

本ごとに言っている内容が全然違い

興味をひかれるものもあれば

全く受け付けないものもありました

これは、著者が宗教をもっているかどうかや

有名な人かどうかには、全く関係がないようです

 

例えば

五木寛之サンの

「老後は一人静かに、昔の思い出にふけりながら

 終わりを待つ」

という生き方は、私には渋すぎて

どうにも受け付けませんし

樹木希林さんの

生き死には自然のこと、という境地も

言っていることは良くわかりますし

納得は行くのですが

自分自身ができるかどうか、と言われると

私はもっと生臭く

まだ死にたくいない、来年の桜も見たい、紅葉も見たいと

ジタバタ騒ぎそうな気がします

 

で、今のところ

「これをベースにしよう、これで行こう」と

と思えるものには

まだ出会えずにいます

 

もちろん、このシリーズも

悪い、という気はありません

合う人は合うのでしょう

ただ、私には合わなかった、というだけのことです

 

というのも

60代の生き方の中で

「恋愛は生涯現役」

「いろいろなセックスを楽しもう」

この本は8つの章からなっているのですが

この、恋愛とセックスに関して

2章をさいています

つまり、全部の中で4分の1が恋愛ネタです

ここに、げんなりしました

 

著者は男性なので、そのあたりの感覚は

女性の私とは違うのかもしれません

ですが

定年後の人生の4分の1を

色恋にさくほど「ヒマではない」というのが

私の実感です

そのくらいなら、バレエも見たいですし

映画見そびれているものがあります

自分一人だけのために

丁寧な料理も作りたいですし

東京都内にある天然温泉めぐり、というのも

やってみたいことの一つです

真夏用のサマードレスも

サイズフリーの、ストンとした形のものを

自分で縫ってみたいですし

 ……なぜか、このごろこういうタイプの服は

   どこにも売っていなくなりましたから……

同年代の男性と、どうのこうのしているよりも

もっと面白いものがたくさんありますし

私自身、乳がんの手術をしたこともあるのかもしれませんが

自然に、興味も何もなくなりました

 

夢中になる、ならば

例えば、好きなフィギュアスケート

中継のテレビ画面にかじりつき

羽生、宇野、鍵山の三選手を応援しているときの方が

ずつと夢中になりまし

寄り添って触れるなら、

愛猫の毛皮以上のものはありません

 

つくづく、私は「おひとり様」の

わがままと自由が好きで

「一人だけれど孤独ではない」

暮らしがしたいのだな、と実感しました

 

ちなみに、以上は単なる私の感覚であって

ステキなシルバーカップルになって

社交ダンスの大会を制覇したい、というような

夢を持っている方には

この本はかなり面白いと思います

つくづく、定年後というのは個人差が大きく上に

ある程度、なんでも自由にできるときなので

それまでに、自分に一番ふさわしいものを見つけ

それを追い求めていく

そして

お互いの求めるものが、自分の求めるものと違うときにも

互いの趣味を尊重しあえるような

老婦人になりたいものだと思います

 

さて、今日の支出ですが

さすがに、毎日のノーベイデイで

朝食用のパンとチーズ、ヨーグルトがなくなりました

追加で、好物の

少し高級ながんもどきなども買いましたが

大体、事前の目標額を達成できました

まあ、満足のいく支出額、というところです

 

支出

 消費(食費)         2040円

残額(10月28日まで)

 消費                    4166円

コロナ支援        4000円

(キャリーオーバー 27700円)

投資          5000円

予備費                 4000円

家管理費積み立て   2千円

自分ボーナス残額  30000円

 

貯金総額

 プール貯         18000

 自分小遣い             499

家管理費積み立て    3万6千円

 

定年後用貯蓄      376万0千円

目標残額      1624万0千円