介護保険値上げ？ 貯蓄目標を2000万に変えた理由
リニューアル前から私のブログを読んでいた方は
「あれ、60歳までに1000万が目標じゃなかったの？」と
不思議に思われているかもしれません
これは、確かに定年延長が決まり
あと五年、今の月給のままで働けると
誤解して大喜びした挙句
今まで通りの給与を前提に
いくら貯金できるかを計算した結果で
30％の減給が決まった今となっては
夢のまた夢ではあるのですが
貯蓄の目標額は、2000万のままにしてあります
たしかに、国からは「2000万円必要」とは言われています
ですが、この2000万は
「夫婦で」
「年金込みで」の2000万なので
シングルの私は、年金分を引いても
1200万くらいで足りるはずなのですが
実は、私が内心
「近い将来、必ず起きるだろう」と思っている
「未来予想図」があります
そのうちの一つに「介護保険値上げ」があります
年金が破綻しかけていることは
この前の総裁選の河野さんの話を待つまでもなく
おそらく、日本中の誰もが
全員わかっていることだろうと思います
それでも、年金を再構築しようとすると
河野さんがものすごいバッシングを受けたように
すさまじい大騒動になります
特に、高齢世代の票は大きく動きますし
年金が気になる、中高年層も黙ってはいないでしょう
ですが、もっと手っ取り早く
しかも、一見わからないように
巧妙に、ずるがしこく
高齢者の福祉を削る方法があります
介護保険の値上げです
実は、今年の8月に大きな改悪があったのを
ご存じでしょうか
個人負担の上限の撤廃です
早く言うと
今までは、介護保険は一月44400円以上はかからない
もし、それ以上かかったとしても
残りは国が払ってくれる
つまり
たとえ実際には10万かかっても、20万かかっても
一世帯につき、44400円だけを払えばいい
それ以上は、払わなくてもいいという制度がありました
ですが
今年の8月に、この制度がなくなりました
実は、「なくなった」と書くと、ウソになります
国のやり方がずるがしこいなぁ、と思うのは
「全員が」受けられなくなったわけではなく
一部だけ、44400円の人もいるからです
どんな人かというと
「現役並みの収入のある人」です
書き間違いではありません
収入が多くてお金持ちで
介護保険の支払いも
比較的楽にできるだろう、という人は
月に44400円でいいのです
その逆に、収入が減り
年金だけで生活しなくてはいけなくなったような庶民は
10万かかれば10万円
20万かかれば20万円
自分の資金から払いなさい、国は手助けしませんよ
こういう改革です
手助けが必要な人と
国から助けてもらう人が
ちょうど、逆になっていませんか？
少なくとも、私は逆だろうと思っています
国としては
「制度をなくしたわけではない
たまたま貴方が、対象者に該当しなくなっただけですよ」と
説明しているわけですが
先ほども書いたように、
ただでさえ、現役と同じだけ収入のある
つまり、お金持ちばかりを
さらに保護する必要があるのか
実にアンバランスな気もしますし
それに、介護保険に入れるのは65歳から
65歳をすぎても、現役並みの収入のある人など
格段に少なくなってきます
多分、保護の対象になるのは
政治家くらいではないでしょうか
どう見ても、巧妙に隠されたウソにしか見えません
私は高齢者になってからは
在宅ひとり死が目標ですので
介護保険が一番の頼りです
その頼りの綱が
いつの間にか、巧妙に、どんどん高価になっていくのでは
今の介護保険の料金をもとに
将来の貯金額を決めていたのでは
最後の最期で
資金ショートになる可能性があると思ったからです
晩年近くなり、判断力も弱り
計算もできなくなってきて
一番、介護の手助けが必要になってきたときに
気が付かないうちに貯金を使い果たしていた
資金ショートで、孤独死一直線では
あまりにも悲惨です
私のモットーは「転ばぬ先の杖」
今のむだづかいを避けることで
将来の安心が買えるのなら
せっせと買おう、と思ったからです
さて、今日の支出ですが
本日も、ノーベイデイで乗り切りました
これで、あと5日で6000円代
食費だけなら、予備費に手を付けずに
乗り切れそうになってきました
さすがに、野菜がなくなりましたので
明日は買い出しに出なくてはいけないですが
2500円以内に収めて
黒字会計を目指そうと思っています
残額(10月28日まで)
消費 6206円
コロナ支援 4000円
(キャリーオーバー 27700円)
投資 5000円
予備費 4000円
家管理費積み立て 2千円
自分ボーナス残額 30000円
貯金総額
プール貯金 18000円
自分小遣い 499円
家管理費積み立て 3万6千円
定年後用貯蓄 376万0千円
目標残額 1624万0千円
