熊川哲也と「くるみ割り人形」
まずは、コロナの話題から
東京の小池都知事が
年末年始はステイホーム、と言い出しました
ついこの間まで、東京発着のGO TO の話をしていたのは
どなたですか、と言いたくなるような
手のひら返しだとは思うのですが
まあ、言わないよりはマシでしょう
東京のクリスマスの人出のことも
もう、諦めました
考えないことにします
東京の医師会は、我々のなすべきことは
医療を崩壊させないこと
一人一人の感染防止の努力で何とかなる範囲は
もう、超えてしまっていると宣言しました
私が10月の段階で
このブログに書いた通りになりました
嬉しくもなんともありません
ただひたすら、ユウウツなだけです
せめてもの救いは、京都に住んでいる息子が
この頃は、やっとメールを返してくるようになったこと
あとは、想定通りなので
寝正月を「楽しく過ごすグッズ」は全部入手済み
初詣も前倒しで済ませていること、くらいです
(今年は「幸先詣で」というらしいですね)
考えてみれば、私の生活は
春の緊急事態宣言の時から、ここまで
全くブレなかったようで
自分でも、自分の頑固さに少し驚いてはいるのですが
ともあれ、クリスマスまであと二日
少しばかり、浮かれてみようかということで
今日と明日は、思いっきり
「クリスマス全開」とでもいうような
ハートフルで、夢夢しいビデオを
見ることにしました
今日は、バレエ「くるみ割り人形」にしました
というのも、もう引退してかなりになりますが
それでも、やはり日本のバレエ界の至宝
熊川哲也サンが、インタビューに答えて
とても印象的なことを話していたからです
「くるみ割り人形」はそもそも
クリスマスイブの夜のお話です
基本的なあらすじは
主人公の少女クララの家で盛大に行われたクリスマスパーティー
そこで、クララはプレゼントにくるみ割り人形をもらいます
ところが、夜中、皆が寝静まると
ネズミの大群が押し寄せてきて、人形たちと戦争になります
くるみ割り人形は勇敢にたたかい、クララも援軍に加わり
ネズミ軍を打ち破ると、くるみ割り人形は王子になり
勇敢なクララをたたえて、雪の積もる魔法の森を抜けて
自分の国に招待してくれます
これは、演出によって、お菓子の国だったり
人形の国だったりするのですが
ともあれ、大歓迎を受けたクララは夜明けともに家に戻る
最後の演出もいろいろあり
一晩の夢だった、という夢オチ
王子とそっくりの青年に出会う、子供から少女になっていくバージョン
夜には壊れていたくるみ割り人形がなおっていて
「あれは夢ではなかったのだわ」バージョン
バレエ団によって、いろいろです
音楽は、私ごときが言うまでもなく、最高です
最高の中の最高、というべきでしょう
明るくて、華やかで、どこかはかなげで
キャッチーなメロディーは
一度聴いたら覚えてしまうくらいです
ただ、バレエのあらすじ自体は、
少しいただけないところがあります
というのも、女性の主役、
いわゆる、プリマバレリーナの見せ場がかなり少なくなるからです
クララはまだ少女ですから、踊るのも子役です
プリマの踊る、バリアシオンと呼ばれる一番華やかなソロは
お菓子の国の「こんぺいとうの精」の踊り
つまり、二幕の終わりの方、ほんの10分くらいしか
踊るところが無いわけです
なので、各バレエ団、いろいろと工夫を凝らして
バレエ団ごとに、オプションのストーリーを
作っていることがほとんどです
私の好きなKバレエカンパニー
(これは、熊川哲也の作ったバレエ団ですが)
ここでは、少女クララが
ネズミ軍の呪いで、ネズミの姿にされた
人形の国のマリー姫を救うために
マリー姫のフィアンセの、くるみ割り人形と一緒に
呪いの元凶である
「世界一固いクルミ」を打ち砕く、という
ちょっと冒険もの仕立てのストーリーになっています
かなり気合が入っているな、と思っていたら
これに関して、熊川哲也のインタビューがありました
熊川哲也の言葉を簡単にまとめると
ヒトにはみんな、純粋でいちずなところがあるのだけれど
生きていく中で、そればかりやってはいられない
わきに置いておかなくてはいけないこともある
でも、あまり脇に置いてばかりいると
そんな心があったことも忘れてしまう
「くるみ割り人形」はそれを思い出させる作品
大人も子供も、みんな、もう一度その心を思い出しましょう
そして、その視点から、今年一年を振り返ってみましょう
「くるみ割り人形」はそういう力を持った作品です」
そして、最後に
いかにも、とってつけたように
「バレエ界にとっても、アイコン的存在ですし」と
まとめていました
確かに、バレエ団にもよりますが
Kバレエカンパニーの「くるみ割り人形」は
確かに、そういう作品になっています
見終わった感想は
ちょっと、「星の王子様」を読んだ後と似ていました
ラストがほの悲しいところまで、そっくりでした
ただ、大きい声では言えないのですが
ここのチケットは高いです
ライブビューでも四千円くらいしますので
正直、我が家の家計では苦しいところです
なので、私が見ようと思っているのは
キエフバレエ団、これもロシアの三大バレエ団に入る
見事なバレエ団です
ただ、ほかの二つに比べると「抒情的」と言えば抒情的なのですが
「地味」と言えば地味です
ただ、私的には、ここのしっとりと落ち着いた雰囲気は
大人っぽくて、決して嫌いではありません
しかも、ネットで無料で見られます
興味のある方のために、アドレスを張っておきます
「純粋な気持ち」になるかどうかは別として
楽しいクリスマスの準備の一つに、よろしければどうぞ
【クリスマスに楽しむ】キエフ・バレエ「くるみ割り人形」全編 - YouTube
さて、今日は火曜日なので、生協の注文と
あとは、ちょうどなくなっていた、チーズ、バター
追加で果物と、私の大好物のピーナッッ
で、少し予算をオーバーしました
なかなか千円内におさまらないので
しかたありません、明日はノーペイデイにして
バランスを取ることにします
支出
消費(生協) 4421円
消費(食費) 1492円
残枠・12月28日まで(12月後期)
消費 8767円
コロナ支援 2000円
+2000円(キャリーオーバー)
投資 5000円
サンキュ!応募用 6000円
貯金総額
サンキュ!応募用 120000円
プール貯金 24542円
税金用取り分け 30000円
IHコンロ用取り分け
12万円
自分用小遣い 10730円
定年後用貯蓄 188万4千円
目標残額 811万6千円
ここから先は
「サンキュ」に応募するときの家計簿資料です
支出項目ごとにまとめてあります
時期はずれていますが
支出額は同じです12月分
収入
月給 100000円
支出
消費
食費 34493円
ペット用品 1313円
衣類 8266円
通信 260円
花 350円
雑費 250円
美容院 7328円
福袋 5400円
衛生 327円
コロナ支援
投資
本 3400円
交際費 10000円
プレゼント 7000円
クリスマス 866円
外食 850円
小遣い
交通費 1000円
絵本 2970円
貯蓄
サンキュ応募用 120000円