お昼のテイクアウトに2592円はアリか?
普段なら、絶対にナシ、と言います
これが、晩御飯用のテイクアウトで
父と半分ずつにして、一緒に食べるのなら
話しは少し別かもしれませんが
自分一人のお昼ごはんに何を考えているんだ
そもそも、自分、お弁当党だろう、と
突っ込みどころは山のようにあるのですが
今日は、少しオフィスの外で
仕事がありました
その場所に行く途中に、たまたま銀座駅がありました
途中下車すれば、お昼休みに銀座にちょっと寄れます
なんでそんなに銀座にこだわるのかというと
大事なレストランがあるからです
地下鉄銀座駅のすぐそば
歩いて数分くらいのところです
うっかりすると、見落としてしまいそうな
ソニービルの合間に立っている、
小さ目のお店
フランス料理 「エスコフィエ」です
このお店には思い出があります
私が大学に入学が決まった時
銀座で働いていち父が、
お祝いに連れてきてくれたのが、ここでした
もう40年近く前のことですが
この「エスコフィエ」はその時のまま
同じ場所でお店を開いてくれています
今思うと、お店を選んだ父のセンスは
脱帽レベルで見事です
この「エスコフィエ」はフランス料理ではありますが
胃もたれのするほど重くもなく
味に深みはあるのですが、嫌味がなく
ほどほどのところであえて止めている
ものすごくハイレベルではありますが
フランスの「おふくろの味」のような温かみがあります
いまの流行のフレンチには、どこか、とんがったような
「これを見よ」「すごいだろう」「すごいと言え!」
とでも言っているかのような
ちょっと、引いてしまうような
自己主張を感じることが無くもありませんが
「エスコフィエ」のお料理は
むしろ、おいしい食材は、ただおいしく
正しい方法で正しく料理すれば
それが一番なのさ、と言っているような
それでいて
本当は、それが一番ごまかしがきかず
一番難しいことをよくわかっていながら
あえて口に出さずにいる
「オトナのゆとり」や「粋」を感じさせる
そんな料理です
インテリアも、重厚ではありますが
ヘンにモダンすぎも、豪華すぎもせず
緩み過ぎないくらいに、程よく、くつろげます
まさに、
大人社会へのデビューにピッタリのお店です
それからも
何か特別なことがあって
自分で自分を祝ってあげたいとき
自分で自分を励ましてあげたいとき
必ず、エスコフィエの窓際の席で
ランチのコースを
いただくことにしていました
銀座の真ん中ではありますが
ランチなら二千円代からのコースもあり
かなり、リーズナブルです
そのエスコフィエが、かなり苦しかったのでしょう
今年の春、緊急事態宣言のころに
クラウドファンドを募集していました
もちろん、応募しました
私にとっては、ただの「おいしいレストラン」ではなく
大事なお店になっていたからです
昨日、コロナの人数を聞いて
今後、東京はどうなるかわからないと思いました
緊急事態は宣言しなくても
これだけ患者が増えれば
私は感染を避けるためにも
お出かけは完全自粛しますし
そうなれば、銀座のエスコフィエに来られるのは
最後の機会かもしれないと思いました
そういう思い入れが
たっぷりありましたので
今日、注文したテイクアウトのメニューは
「矢田シェフのおまかせメニュー」
お値段も、二千三百円から二千五百円、と
その日の食材によって、変わります
お任せですから、何が出てくるか
引き取りに行くまでわかりません
このシェフは、もともとブルガリアかどこかの
大使館付きのシェフだった方だそうです
おそらく、宝くじでも当たらない限り
食べられるのは、これが最後になりそうです
メニューは、ヒラメのポワレと
かぼちゃのスープでした
ふと気が付きました
私が予約で名前を言った時に
受付の方が、私の名前を憶えていてくれたようでした
以前に注文したのは、「今月の魚」
父が白身の魚が好きなので
魚の種類を訪ねて、白身かどうか確認してから
注文したことがありました
それを覚えていてくれて
白身の魚のお料理を用意してくれたようです
淡いクリーム色のソースに
食べられる花の花びらで
濃いピンク、紫、オレンジと
いろどりも鮮やかに飾ってありました
これも、私の予約の声から判断して
女性好みに飾ってくれたのかもしれません
オフィスのそばに公園に持って行って
きれいに晴れた太陽の日差しを浴びながら
最高の御馳走を心行くまで味わいました
マリー・アントワネットだって
これほどのゼイタクはできなかっただろうと思いました
予算は、ゼイタク費をまるまる全額
それでも少し足りなかったので
残りは、投資から出しました
最高の昼食でしたが
それとは別のレベルで
資金は心配になります
明日は少し引き締めて
ノーペイデイで乗り切れるようにします
さて、今日の支出ですが
長々と書いたエスコフィエに加えて
生協の注文と
近所のスーパーで朝のパンと果物を
買って来ました
消費(生協) 4633円
消費(食品) 862円
ゼイタク費(外食) 2327円
投資(外食) 195円
11月21日まで (11月中期)
消費 13562円
コロナ支援 2000円
+200円(キャリーオーバー)
投資 4805円
サンキュ!応募用 6000円
とりわけ・暖バン 4000円
とりわけ・予防接種 3000円
とりわけ・ヘアムース 1500円
貯蓄
サンキュ応募用 99409円
プール貯金 30000円
臨時収入残額 43280円
税金用取り分け 30000円
コート用取り分け 40000円
自分用小遣い 10000円
定年後用貯蓄 162万4千円
目標残額 837万6千円
ここから先は
「サンキュ」に応募するときの家計簿資料です
支出項目ごとにまとめてあります
私のスライド貯金では
期ごとに会計をしていますが
「サンキュ」では、月ごとの集計を
提出しなくてはいけないので
今日は完全リセットになっています
時期はずれていますが
支出額は同じです11月分
収入
月給 100000円
支出
消費
食費 7812円
衛生費 495円
交際費 350円
コロナ支援
食品 8100円
投資
鉱物標本 1000円
花 500円
貯蓄
サンキュ応募用 99409円