老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

騎士って最悪かも

私の雑多な趣味の一つに

スペイン語があります

そもそも、最初のきっかけは

当時は『松本幸四郎」今は名前を変えて

松本白鸚サンの演じたミュージカル

ラ・マンチャの男」に心底感動したことです

 

これは、ドン・キホーテの話、というと

少し違っていて

最初は、ドン・キホーテの原作者セルバンテス

教会に税金をかけたことで

「教会侮辱罪」で牢屋に入れられるところから

始まります

牢は大勢の囚人たちが、男女一緒に放り込まれていて

「新入り」であるセルバンテス

囚人同士で人民裁判をして

有罪と判断して、身ぐるみをはごうとします

セルバンテスは、そこで自己弁護をしようとします

ただ、自分は詩人なので

この場で即興劇をして、劇を通して弁護をさせてほしいと申し出ます

 

この劇中劇、即興劇が

ドン・キホーテです

セルバンテス自身は、ドン・キホーテ

セルバンテスの侍者は、ドン・キホーテの家来の

サンチョ・パンサの役を演じます

 

これが、名作中の名作でした

特に、ド素人の観客の私にもわかるほど

主演の松本白鸚サンは老いておられて

最初は、少しセリフが聞き取りづらく

歌だけを聞いていると、

もっとうまい人がたくさんいる、という印象だったのですが

芝居が進むにつれて

白鸚サン自身の老いと

ドン・キホーテの老いがきれいに重なり

舞台の上のセリフを言っているのは

果たしてセルバンテスなのか、ドン・キホーテなのか

あるいは、本当に白鸚サン自身の本音であるのか

全く分からなくなってきて

舞台が終わった時には

舞台の内容の方がすっかりリアルになっていて

実際に自分のいる現実の方に、現実感がないという

何とも不思議な感覚を味わいました

 

それ以来、

セルバンテスの書いたスペイン語

ドン・キホーテを読む、というのが

大きな目標になっていました

ところが、これがまた、異常なほどに難しい文章で

一生のうちに,一章くらい読めればいいかな、と

思っていたところ(ダジャレではありません)

勤め先の近くの図書館に

たまたま、NHK出版から出ている

「簡単なスペイン語で読むドン・キホーテ」という

初心者向けに書き直した、

いわば、お子様ランチバージョンのような

本があり

狂喜乱舞しながら借りて、本日、晴れて読み終わりました

 

ラ・マンチャの男」とは

ドン・キホーテの死の部分が完全に違っており

あれこれ思うところはあったのですが

何よりも驚いたのは

騎士が戦いに負けたときのルールです

 

今の日本でも、

何かを決めかねたときには、じゃんけん、というように

騎士の間でも何かを決めかねたときには

槍で戦って、勝った方の言うことを聞く、という

ルールがあるのですが

少し複雑なのは、騎士はそれぞれが

「思い姫」を持っている、ということです

「思い姫」というのは、恋人ではありません。

特定の貴婦人を崇め、戦いの前には加護を祈る

出会った時には、祝福をしてもらう、という

無理矢理に言うとすれば

人間の女性に変身した、大日如来か、摩利支天と

信者の男性との関係に近いものです

 

これが、 

騎士は戦いに負けたときのルールにかかわってきます

なんと、負けた騎士は

自分の思い姫よりも、勝った騎士の思い姫の方が美しいと

衆人環視の前で認めなくてはいけません。

これは今回

ドン・キホーテを読んで初めて知りました

 

これは、ずいぶんと迷惑なルールだと思いませんか?

 

女性にとっては、とんでもない話です

具体的に考えてみれば、よくわかります

たとえば

私、チョッキーナの騎士が

ムダヅカーイ姫の騎士と戦って

残念ながら負けてしまったとしますね

 

すると、私の騎士は

ムダヅカーイ姫の方が、チョッキーナ姫より美しい

もっと言えば

チョッキーナ姫は不細工~!と

一度負ければ一度、十度負ければ十回も

人前で言いまくらなくてはいけません

 

私のいないところで

人の顔をブス、ブス、ブス、などと

言いまくられるなど

正直たまったものではありません

いや、もっと強い騎士を自分の騎士にすればいいだろうと

言われそうですが

そういう立派な騎士は

例えば、

「アシーダ・マナ姫」とか

「ミタ・ヨシーコ姫」とか

そういう才色兼備組のところに行ってしまい

私ところに来るのは

少々難あり気味の騎士なのではないかという気もします

 

そう思うと

女性にとっては

騎士って最悪かも、という気もしてきました

 

さて、気を取り直して今日の支出ですが

今日は野菜とベーコン

それに、特売になっていた

カレーとハヤシのルーを買い込んできました

野菜は今までの高値が

ウソのようにお手頃価格になってきたので

晩御飯のおかずを多めに作り

明日のお弁当に持っていくことにしました

 

ちょうど昨日からダイエットを

始めたばかりなので

お財布的にも、体重的にも

ぴったり、というところです

 

消費             910円

 

 

 

残枠(21日まで)

    消費             8640円

 コロナ支援                2000円+3200円

          (今までのキャリーオーバー分を加算)

      投資               3910円

       サンキュ!応募用貯金    6000円    

              

    プール貯金               30000円 

                      

             臨時収入残額      18250円 

 

                       ゼイタク費         2926円+701円

 

  定年後用貯蓄    136万4千円

             

 目標残額           863万6千円

 

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ここから先は
「サンキュ」に応募するときの家計簿資料です

支出項目ごとにまとめてあります

 

9月分

 消費    

  理容費                1515円

          衛生費          261円

   ペット費         437円

   食費              15169円

          間食            520円

   水分補給          110円

 

 

 投資                  

   交際費              350円

   チャレンジ費         740円

           憧れ費          950円

 

 サンキュ!応募用貯金      7989円  (後期期分残金) 

              6000円  (前期分先取り)