老活、始めました~貯金目標・定年までに2000万~

55歳、手取り23万のバツイチシングル女子が、定年までに1000万の貯シングル女子が、定年後の「人生の放課後」を楽しく生きるための準備をします。家計簿は毎日公開、定年までに2000万円かくほするのが目標ですが、お金を使わずに楽しく暮らす方法も提案します。

諸行は無常

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

猛き人もついには滅びぬ

ひとえに風の前の塵に同じ

と、いきなり平家物語の冒頭

(少し省略してありますが)から

はじめてしまったのには

少々訳があります

 

毎年、食欲の秋がめぐってくる

9月から10月にかけて

「何かおいしいものが食べたい」

「ゼイタクな外食がしたい」と思った時には

必ず、チェックするサイトがありました

 

ル・コルドンブルーという

お料理学校のホームページです

もともとは、パリの名門お料理学校だったのが

東京の渋谷の隣の駅

代官山という、一等地の駅前に

分校を開いていました

ここの生徒さんの卒業イベントで

お料理を大量に、素早く作る練習として

一年に四回、レストランイベントを開きます

参加費は三千円ほどかかるのですが

出てくるお料理は、ホタテ貝だの

握りこぶしくらいある鴨のソテーが四切れだのと

高級食材、しかもかなりの分量でした

ワインはシャンパン、赤、白の三種

コーヒー、デザートまできっちり、でしたから

おそらくは、材料費にもならないくらいでしょう

 

毎年、必ず参加していました

ル・コルドンブルーのイベントはそれだけではなく

パンコースの生徒さんによる、パンビュッフェ

(これは無料です)

年に四回のスイーツビュッフェ

(これは二千円でした)

生徒さんたちは、年齢も性別も、国籍もバラバラで

案内は、日本語、英語、中国語と

言葉を変えて、三回行われました

 

どうしているだろう、と不意に懐かしくなり

ホームページをたどって、

呆然としました

ル・コルドンブルー日本校は

撤退していました

校舎は閉館しているそうです

 

あれだけの豪華なお料理

着飾ったお客さんと、熱心そうな生徒さん

コック帽のエレガントな、講師の先生

それが、すべて

それこそ、「ただ春の日の夢のごと」く

消え失せてしまっていました

 

しかも、通販のサイトで

ル・コルドンブルーの商品を見つけました

なんと

「フードロス防止 送料無料 半額フェア」

結婚式などの引き出物になるはずの

お菓子たちだそうです

ル・コルドンブルーのトレードマークの

白い箱にブルーのリボンの

あか抜けたデザインもそのまま

手提げ袋までついています

 

思わず、というよりも

ショックで冷静にものが考えられない状態で

1セット注文しました

数量と時期の限定品だそうなので

興味のある方は、急がれた方がいいかもしれません

ただ、スイーツビュッフェのお菓子は

現在の日本の流行の味よりも

1割くらい、甘みが強かった記憶があるので

甘さ控えめや、さっぱり好みの方よりも

ちょっと濃厚、こってりが好みの方の方が

おくちにあうと思います

 

しみじみと、諸行無常を感じましたが

ただ、本来の仏教用語では

諸行無常」というのは

「すべてのものは、どんどん変化していく」

「変わらないものはない」

という意味なのだそうです

 

ル・コルドンブルーも、しばらくたてば

今度は、青山か乃木坂にでも

新校舎ができるかもしれず

あるいは、今までは無名だった野心的な料理人が

古い権威を打ち砕く、とばかりに

爪や牙をといでいる最中なのかもしれません

 

古いもの、好きだったものを

いつまでも忘れずに、いつくしむ気持ちと同じくらい

新しいものを見つけ、おもしろい、という

柔軟な気持ちも持ち続けていたいものです

 

さて、今日の支出ですが

コルドン・ブルーのお菓子セットは

コロナ支援費のキャリーオーバー分から出しました

投資の「抹茶ソフト」は

勤めのお昼休みに、同僚みんなで食べたもの

どちらかというと、「交際費」です

 

ただ、この抹茶ソフトが

お茶屋さんのもので、とにかくあまりにおいしかったのと

お店に

「冷茶を飲みましょう」というポスターが

貼ってあったので

お店の人に冷茶の作り方を聞いたところ

解説のパンフまでいただいた上に

お勧めのお茶も教えてくださったので

それを一袋買って来ました

出費と言えば、出費ですが

お試しで飲ませてくれた冷茶が

コクとうまみがものすごくて

これを毎日家で飲めたら、どんなに楽しいだろうと

思ったほどだったからです

 

本来は食べ物は食費として「消費」なのですが

新しいものを作り、試してみようという

食欲よりも好奇心やチャレンジ精神が

大きい場合には

将来のために使うお金、として

「投資」に計上しています

 コロナ支援       5400円(コルドン・ブルー)

   消費         180円(缶コーヒー)

 投資       350円(抹茶ソフト)

      投資         740円(冷茶用日本茶)

 

残枠(9月21日まで)

 消費             18243円

 コロナ支援                2000円+3200円

          (今までのキャリーオーバー分を加算)

      投資               3910円

       サンキュ!応募用貯金    6000円    

              

    プール貯金               30000円 

                      

             臨時収入残額      18250円 

 

                       ゼイタク費         2926円+701円

 

  定年後用貯蓄    136万4千円

             

 目標残額           863万6千円

 

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ここから先は
「サンキュ」に応募するときの家計簿資料です

支出項目ごとにまとめてあります

 

 消費             20000円枠内のうちわけ

  理容費           1215円

   食費              542円

 

 

 投資                  5000枠内のうちわけ

   交際費              350円

   チャレンジ費         740円

 

 

 サンキュ!応募用貯金    6000円  (先取り)