自粛ではなく、シミュレーションです
うしても必要だったのです
今週末も、関東地方は
東京都をはじめとして、周辺の県もすべて
外出自粛の要請が出ています
実を言うと、毎年ちょうどこの時期
桜が葉桜になりかけたころは
少し電車に乗って出かけていく程度のところに
つくしがたくさん生えている
川原があります
小さなバスケットに
お気に入りのサンドイッチを詰めて
自家製のレモネードとピクニックシート持参で
お昼過ぎまでのんびりとつくし摘み
家に帰ってからは、つくしをたたいて胞子を払い
砂糖と醤油、酒で煮て
佃煮を作っていました
春の野草類は、ほろ苦さが魅力です
フキノトウやタラの芽もそうですが
つくしもなかなか乙なもので
少し季節の早い、ひややっこか
アツアツに焼いた厚揚げに合わせると
ぴったりの珍味なのですが
今年は残念ながら、見送りのようです
まあ、行こうと思えば行けないことはないのでしょうが
これで感染したら、それこそ目もあてられません。
「どうして外出なんかしたんですか」
と聞かれて
「つくしの佃煮がどうしても食べたくて」
などと答えたら
次の日のワイドショーで
そのまんま東あたりに
(今は、東国原元知事と言った方がわかりやすいかもしれません)
「この人、食欲と命とどっちが大事なんでしょうねえ」
なんて、コメントをつけられません
(いかにも、あの方が言いそうなセリフのような気がしませんか)
なので、週末は自宅で「巣篭りライフ」です
ですが
逆に言えば、これはチャンスだと思いました
というのは
私は現在55歳で、あと五年後には必ず定年になります
この定年後の生活のシミュレーションができるからです
定年後でも、デパートや町場には出かけられるだろう
旅行だってできるだろう、と言われそうですが
定年になれば、定期券がありません
少し離れたところに行こうとすれば
往復で千円以上、桜の名所と言われるあたりに行くとすれば
往復で二千五百円くらいかかる計算になります
すると、生活費の総額から考えて
電車に乗ってのお出かけは多くて二週間に一度
(それでも、交通費が月に五千円、結構な負担です)
残りの月28日分は、
ウォーキングを兼ねて、ご近所を散歩したり
ちょっと高級なスーパーで珍しい食材を探したり
という生活になるでしょう
すると
外出せずに、有意義に、楽しく日々を過ごすには
どうしたらいいか
コロナの外出自粛の間に
たっぷりとシミュレーションができるというわけです
この頃よく、「コロナに負けない」という言葉を聞くようになりました
免疫を活性化して、体力をつける
苦しい状況でも、お店を経営する、など
いろいろな場面で使われているようですが
私は、この自粛の時期だからこそ
上機嫌で、陽気にすごし
意義のある時間の使い方をして
精神的な「コロナに打ち勝つ」生活をしていきたいと
思っています
さて、今日の支出ですが
スーパーで、夕食用の肉と野菜を少し買いました
安いと思うものは結構あったのですが
日曜日がポイント三倍デーだから
それまで我慢しよう、と自分に言い聞かせ
「安いものにとびつく病」を何とか沈めました
その結果
消費 1000円(食料品・スーパーチャージ)
240円(花)
260円(コーヒー)
中期予算残額(4月4日まで)
消費 5916円
浪費 2873円
投資 2954円
プール貯金 9805円
臨時収入残額 18250円
定年後用貯蓄 13万円
目標残額残 987万円
中期の〆は明日です
これは、よっぽどのことがない限り
六千円以上の大幅黒字を残せそうです
やはり
黒字になったら、これを買おう、という
「ご褒美作戦」がきいたようです